日経平均は114円高でスタート、第一三共や電通グループなどが上昇/寄り付き概況

市況
2022年11月22日 9時29分

日経平均 : 28059.51 (+114.72)

TOPIX  : 1983.10 (+10.53)

[寄り付き概況]

22日の日経平均は114.72円高の28059.51円と続伸して取引を開始した。前日21日の米国株式市場は反落。ダウ平均は45.41ドル安の33700.28ドル、ナスダックは121.55ポイント安の11024.51で取引を終了した。新型コロナ感染急拡大で中国各地で都市封鎖が再開されたため世界経済への影響を懸念し売られ、寄り付き後、下落。連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派姿勢を弱めておらず、金利先高観に特にハイテクが売られ、相場の重しとなった。その後、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁が行き過ぎた利上げに慎重な姿勢を見せたため下げ幅を縮小し終了した。

今日の東京株式市場は買いが先行した。このところの日経平均が28000円近辺で底堅い動きとなっていることから、日本株の下値は堅いとの指摘があった。また、外為市場で1ドル=142円10銭台と昨日15時頃に比べ1円60銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出関連株などの株価支援要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、明日は勤労感謝の日で東京市場が休場となり、24日は米国の感謝祭で米株式市場が休場、翌25日は米株式市場が短縮取引となることもあり、積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日はティムス<4891>が東証グロースに上場した。

セクター別では全業種が値上がり。電気・ガス業、医薬品、繊維製品、輸送用機器、精密機器などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、第一三共<4568>、塩野義薬<4507>、電通グループ<4324>、パナソニックホールディングス<6752>、東電力HD<9501>、住友商事<8053>、丸紅<8002>、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、トヨタ<7203>、三菱自<7211>、三菱重<7011>、HOYA<7741>、日立<6501>、NTT<9432>などが上昇。他方、エムスリー<2413>、メルカリ<4385>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>などが下落している。

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.