「防衛」が14位にランク、防衛財源確保法案の衆院可決受け関心高まる<注目テーマ>

特集
2023年5月26日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  半導体

2  生成AI

3  半導体製造装置

4  eスポーツ

5  人工知能

6  TOPIXコア30

7  パワー半導体

8  インバウンド

9  ペロブスカイト太陽電池

10  総合商社

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「防衛」が14位にランクインしている。

北朝鮮のミサイル開発加速や中国による軍備拡張と海洋進出の継続などに加えて、ロシアによるウクライナ侵略などで、日本を取り巻く地政学リスクはかつてないほどに高まっており、人々の「防衛」に対する意識はこれまで以上に強まっている。政府は昨年12月16日の臨時閣議で、今後10年程度の外交・防衛政策の指針となる「国家安全保障戦略」など3文書を決定。自衛目的で敵の弾道ミサイル攻撃に対処するため、発射基地などを攻撃する「反撃能力」の保有を明記し、戦後の日本の安全保障政策を大きく転換した。また、2023年度からの5年間の防衛費をこれまでの約1.6倍となる総額43兆円に増額する方針だ。

今年5月23日には、防衛費増額の財源を裏付ける防衛財源確保法案が衆議院本会議で可決。更に与党は武器輸出を制限する防衛装備移転三原則の運用指針改正を巡る協議を再開したと伝えられた。防衛関連企業に関連する動きも強まっており、これがテーマとしての「防衛」の関心を高めるのに一役買っているようだ。

この日の関連銘柄では、目立った動きは少ないものの、外資系証券による投資判断引き上げで川崎重工業<7012>が大幅反発。三菱重工業<7011>、IHI<7013>、ミネベアミツミ<6479>、日立製作所<6501>なども高い。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.