【今週読まれた記事】“地殻変動後”の業界地図を見極める
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は8月11日から18日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
今週の日経平均株価は前週末比1022円安の3万1450円と大幅下落。フシ目の3万2000円と同時に75日移動平均線も割り込んでおり、チャートは明確な下落トレンドを示しています。人気相場コラム「富田隆弥の【CHART CLUB】 『二番天井突破まで様子見も一策』」の富田氏は、7月12日の安値3万1791円や75日移動平均線を割り込むと「水準で26週移動平均線(日経平均3万0200円)、タイミングでは8月第5週(7月3日の高値から週足9本目)に底打ちを先送りしかねない」と解説。チャートが好転するまで「しばらく様子見も一策」と述べています。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。
全体相場が下げ基調となるなか、気になるのは下値メドと反転の時期です。著名アナリストに“半年後の株価”を聞いた「菊地正俊(みずほ証券)が斬る ―どうなる?半年後の株価―」で、菊池氏は「日経平均株価は今年8~9月に3万円程度、S&P500は4300程度まで下落する可能性がありますが、その後は上昇に転じるでしょう」と述べています。記事では根拠となる企業の業績予想や経済環境、日銀の金融政策などについて明快に解説し、人気を集めました。
売買代金が連日3兆円を超える“夏枯れ”知らずの8月。その活況を作り出している要因の一つがインバウンド関連株です。中国の訪日団体旅行解禁のニュースを受け「一も二もなく インバウンド関連株の見直しに取り掛かりたい」と語るのは、「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 市場の停滞吹き飛ばすインバウンドの起爆剤!」の北浜氏。裾野の広いインバウンド関連株を分類し、それぞれのおすすめ銘柄を挙げ今週もランキングトップ10入りとなりました。
そのほか、相場コラムは今週もすべて上位ランキング入り。<相場観特集>ではベテラン市場関係者2氏に夏相場の行方を伺いました。どの記事もお見逃しなく。
【杉村富生の短期相場観測】 ─猛暑、台風、夏枯れに打ち勝つ投資戦術!
田部井美彦氏【夏枯れかサマーラリーか、強弱観対立の株式市場】(1) <相場観特集>
桂畑誠治氏【夏枯れかサマーラリーか、強弱観対立の株式市場】(2) <相場観特集>
自動車保険の水増し請求が発覚したことに始まり、数々の不正が明らかになったビッグモーター問題。これにより中古自動車業界が大きく揺れていますが、投資家目線でいえばここは業界の地殻変動を先読みして投資するチャンスかもしれません。「中古車『ビッグモーター』問題で地殻変動、絶好の買い場銘柄リスト <株探トップ特集>」は、中古車業界だけではなく自動車整備、補修部品といった関連銘柄も含めて“地殻変動後”の世界で活躍が見込まれる銘柄候補を紹介。見事アクセスランキング首位に輝きました。
ランキング2位には「インバウンド完全復活へ、中国人団体客のカムバックで狙える妙味株7選 <株探トップ特集>」がランクイン。前述の北浜氏も指摘するように、インバウンド関連は裾野が広く対象銘柄が多岐にわたります。その中から、今回は個人投資家の主戦場である中小型株をターゲットとして厳選。多くの方に読まれました。
そのほか投資テーマ関連では以下の記事も上位入りとなっています。
夏枯れ相場でも活躍期待、株高邁進の「アクティビスト関連」銘柄を追え! <株探トップ特集>
株高路線を全力疾走、インバウンド旋風で「鉄道設備投資関連」株に発車ベル! <株探トップ特集>
10月スタート迫り評価本番、好決算相次ぐ「インボイス関連」株を徹底追跡 <株探トップ特集>
23年4-6月期決算発表の集中期間が終わりました。株探では14日までの集中期間中、特別態勢で記事を配信しました。この期間中は通常配信している【サプライズ決算】を16時に<速報>、18時に<続報>の2本を配信。なお、株探プレミアム会員向けには『サプライズ決算』を“超速報”として、15時15分と15時40分に配信しました。引け後の材料をまとめてチェックできる定番人気記事「明日の好悪材料」と共に読めば、主要な決算と材料を網羅できます。ぜひ投資の参考にお役立てください。
※17日は「該当なし」
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月10日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月14日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月15日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月16日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月17日発表分)
また、その日の決算発表から“増収増益”を達成した企業リストを毎日配信しました。大量の決算発表を一つひとつ確認するのは大変な作業ですが、このリストを活用すれば大いなる時短となります。
“好発進”企業を追う! 4-6月期【増収増益】リスト <成長株特集> 8月14日版
今回の決算発表から、際立った業績を残した企業にスポットを当てる「利益成長【青天井】銘柄リスト<成長株特集>」が大人気です。4~9日に発表された銘柄から「23年4-6月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む」銘柄をリストアップした「利益成長【青天井】銘柄リスト〔第3弾〕24社選出 <成長株特集>」は見事ランキング5位を獲得。また、10~16日に発表された銘柄を対象にした「利益成長【青天井】銘柄リスト〔第4弾〕23社選出 <成長株特集>」は、週半ばの木曜日配信にもかかわらず上位ランキング入りしています。
スクリーニング関連では高利回り銘柄特集が今週も高い人気を誇るほか、「10万円以下で買える<割安株特集>」も多くの方に読まれています。銘柄選択の参考になさってください。
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 8月16日版
8月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>
10万円以下で買える、今期最高益&低PER 21社 【プライム】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、今期最高益&低PER 24社【スタンダード】編 <割安株特集>
株探「日本株版」がPTS(私設取引システム)夜間取引時間の延長に対応しました。告知記事がランキング入りしましたので、当欄でも紹介させていただきます。
14日よりPTSの夜間取引時間が6時間延長されました。これに伴い、株探における夜間取引(ナイトタイムセッション)の株価情報、各種ランキングの提供時間も翌朝6時まで6時間延長。引け後の情報や海外市場の動向などに素早く対応できます。この記事は告知記事にもかかわらずランキング15位と、PTSへの注目度の高さが窺える結果となりました。
3月15日から4月2日まで行った「個人投資家大調査-2023」のアンケート結果を分析した「上級者・勝つ人は ココが違う!~個人投資家大調査-2023年~」。今週は投資歴27年でリターンを10億円まで積み上げた“PGNさん”編の最終回に加え、配当を重視して資産を5倍に膨らませた個人投資家を紹介したケーススタディ編を4記事配信しました。
1記事目は“すご腕投資家”のケーススタディ編から、「すご腕投資家に聞く『銘柄選び』の技 PGNさんの場合」の最終回「いつ上がるか不明→常にフルポジ、無知にならない→集中投資」。ITバブル崩壊から億トレへのリベンジなど、激動の投資人生を送ってきた“PGNさん(ハンドルネーム)”。最終回では自身のポートフォリオへの考え方や過去のトレードを振り返りながら、“好機を逃さないための投資姿勢”について伺いました。
2記事目は「すご腕投資家に聞く『銘柄選び』の技 MaCDOさんの場合」の第1回「配当を軸に銘柄を選んでいるのに、大化け株もゲットする技」。配当を重視して企業の成長可能性を見極め、分散投資をする方法で資産を膨らませたのが“MaCDO(ハンドルネーム)”さんです。第1回では、一時は買値の10倍以上に膨らんだヤマシンフィルタ<6240>のトレードを例に、MaCDOさんの“配当バリュー投資”のポイントと銘柄選別の観点に迫ります。
3記事目はコロナ暴落後の反発相場で注目を浴びたスター銘柄、エムスリー<2413>を発掘するまでのMaCDOさんの手法を詳細に解説した「あのスター銘柄を10年以上前に有望と見極めたP/LとB/Sの数字」。配当を重視しながらも、お宝銘柄を見つける秘訣と成功の背後にある戦略にフォーカスします。
MaCDOさん編の最終回となる「高配当狙いのアメ株&タイ株、独自基準の組み合わせで元本2倍超え」では運用資産の約3割を占める海外株への投資に注目。MaCDOさんが足もとで保有しているアメ株リストを踏まえながら、複利効果で資産増&2倍株もゲットした海外株の銘柄選びのノウハウを紹介します。
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