【今週読まれた記事】材料と需給を見極める“選別眼”

特集
2023年12月23日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は12月16日から22日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

注目された日銀政策会合は金融緩和の維持を決定。これを機に日経平均株価は大きく買われ、20日に3万3500円台を回復しました。しかし、この上昇は先物のショートカバーによるオーバーシュートという側面が強く、翌21日に米国株市場が急反落すると日経平均は上昇分をほぼ帳消しにする下落に見舞われる展開。結局、前週末比198円高の3万3169円で今週の取引を終了しました。

強調展開の米国株に日本株は追随することができずにいます。「安倍派の政治資金問題、つまり政局の先行き不透明感が株価の頭を押さえている」と、政局不安が要因の一つと指摘するのは人気相場コラム「【植木靖男の相場展望】 ─本年最後の勝負所を迎える!」の植木氏。「今後の展開次第だが、8日の安値を下回るかどうかを注視したい。リクルート事件では5%ほど株価が下がった記憶がある」と、影響の大きさを推し量る必要があると見ています。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。

「市場はドル安・円高にまだ困惑中といったところ」と、日本株が強く上昇できない理由に為替の円高進行を挙げるのは「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ "非製造業&円高メリット"の有望株を発掘!」の北浜氏。1年前は1ドル130円台前半だったことを踏まえ「ここはいずれ130円台くらいまでの円高はあるものと想定して、株式投資に取り組んでいきたい」と述べています。更に「非製造業は製造業よりも遥かに良好な景況感となっている」と、非製造業から注目銘柄を複数紹介。今週もランキングトップ10入りの人気となりました。

相場コラムは今週も大人気となり、以下のすべてが上位入りとなっています。<相場観特集>では証券ジャパン調査情報部長の大谷正之氏に見通しを伺いました。どの記事もお見逃しなく。

【杉村富生の短期相場観測】 ─円高を恐れるな!外国人には多大の恩恵!

武者陵司「安倍派更迭、アベノミクスはどうなるのか」

富田隆弥の【CHART CLUB】 「加速する円高、好転には3万3500円回復が条件」

大谷正之氏【米株高も上値重い日本株、日銀会合後の動きは?】 <相場観特集>

今週のアクセスランキング首位に輝いたのは「年末を彩る材料株スペシャル! 大駆け期待の『最強6銘柄』精選 <株探トップ特集>」。ここ中小型材料株の苦戦が目立ち、特にテーマ買いの流れが起こりにくい地合いとなっています。逆に、個別に強い材料を持つ銘柄には買いが集まり、短期間で株価の居所を変えています。材料の選別眼に加え、需給を見極める力も必要な相場といえます。記事ではこの観点から年末年始に高いパフォーマンスを出すことが期待される“最強”6銘柄を紹介し、多くのアクセスを集めました。

投資テーマ関連では、MBO(経営陣による買収)の期待が高い「オーナー系銘柄」について調査・解説した「MBOラッシュで注目度・赤マル上昇、低PBR『オーナー系』銘柄リスト <株探トップ特集>」がランキング上位入り。そのほか以下の記事も人気となっています。

脱炭素で「原発関連」に熱視線再び、勇躍の銘柄群を総力リサーチ <株探トップ特集>

サイバー攻撃に備えよ! 国家安全保障の要を担う中核企業を追え <株探トップ特集>

回復から再成長フェーズへ前進、「駐車場関連」輝き放つ好業績株選抜 <株探トップ特集>

アクセスランキング2位を獲得したのは、株探プレミアム・リポート「注目の半導体、鉄則は『勝ち馬に順張り』~24年の日本株戦略」。半導体市場の動向に詳しい楽天証券経済研究所チーフアナリストの今中能夫さんを迎え、生成AI関連の強い需要により騰勢を増す半導体関連銘柄の先行きを詳細に解説。また、グロース株の位置にある半導体関連銘柄にとって気になる金利上昇リスクや、関連銘柄の具体的な目標株価についても語っていただきました。この記事は「株探プレミアム」限定記事にもかかわらず大きな反響を呼び、首位に迫る人気を博しました。

今中氏のスペシャルリポートの続編「半導体は、株価水準うんぬんの前にモメンタム~24年の日本株戦略」のテーマは“ボラの高い半導体銘柄で大ヤケドを避けるための投資ポイント”です。成長企業のバリュエーションを的確に見極めるPEGレシオを用いた銘柄選別の方法や、生成AI関連の視点から狙い目となる銘柄などを紹介。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。

また、株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだの方はぜひ無料体験をお試しください。過去25年間の業績表示、「成長性」「収益性」の表示など、強力な銘柄分析ツールを揃える株探プレミアム。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。

銘柄スクリーニング記事では、23年7-9月期に四半期ベースの過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、利益成長“青天井”銘柄を時価総額別にリストアップした「利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】 <成長株特集>」の第1弾がトップ10入り。週半ばの木曜日に配信した第2弾もランキング上位入りとなっています。

利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第1弾 29社選出 <成長株特集>

利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第2弾 31社選出 <成長株特集>

“青天井”銘柄リストは待望の〔第3弾〕が明日24日の19時30分に配信予定です。お見逃しなく。

<割安株特集>は「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 12月20日版」が12位にランクインしたほか、「10万円以下で買える」シリーズも定番人気となっています。

10万円以下で買える、今期最高益&低PER 20社 【プライム】編 <割安株特集>

10万円以下で買える、今期最高益&低PER 33社【スタンダード】編 <割安株特集>

テクニカルアナリスト・横山利香さんによる投資初心者・中級者向け「株探」活用講座の第45回「円相場から考える企業業績と売買タイミング」が公開されました。日経平均株価は33年ぶりの高値を更新したものの、輸出関連企業が多い日本株市場へは急激な円高が向かい風となり、年末にかけて調整を余儀なくされています。今回は揺れ動く円相場について、チャートパターンから直近のトレンドを判定するテクニックを横山氏が解説。チャートの基本的な内容を振り返りながら、為替相場と企業業績との関わりについてもおさらいします。

日々多くの発表が行われる中、重要な発表を見逃さないための定番人気記事「明日の好悪材料」と「サプライズ決算」。先週末から今週にかけて配信した記事は以下の通りです。

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月15日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月18日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月19日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月20日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月21日発表分)

★本日の【サプライズ決算】速報 (12月18日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (12月19日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (12月20日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (12月21日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (12月22日)

2024年元日から4日にかけて「新春特集」を27本配信いたします。

2024年「新春特集」のご案内 ─“27本”配信 ─

相場コラム執筆陣による新年の有望株大予想は毎年大注目を集める人気コンテンツ。株式市場だけにとどまらず、コモディティや為替市場の24年相場展望にも注目です。年末年始に読みたい記事が目白押しの新春特集、どうぞご期待ください。

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