<動意株・21日>(大引け)=upr、日電硝、アコムなど
ユーピーアール<7065>=マド開け大陽線示現でストップ高。底値ゾーンからの大勢トレンド転換を示唆する動きとなった。物流機器のレンタル及び販売を手掛けるが、AI画像認識技術などを使った遠隔監視ソリューションなど、物流DXで実力を遺憾なく発揮している。アシストスーツ事業などにも展開している。「フィジカルAIで人間との協働がイメージできるのは差し当たって物流関連分野、次は介護分野」(中堅証券ストラテジスト)という見方もあり、同社株はその流れに乗る。26年8月期は営業利益が前期比2.7倍の7億6000万円予想と急拡大が見込まれ、PER・PBR・配当利回りからみてバリュエーションの割安さも際立つ。
日本電気硝子<5214>=上げ足強め新値街道を行く。この日、超薄板ガラス「Sonarion(ソナリオン)」を用いたスピーカー振動板が、フルレンジスピーカーユニットブランドの「Feastrex(フィーストレックス)」に採用されたと発表しており、好材料視されている。「Feastrex」は、音楽の感動を忠実に再現するために生まれた、日本のハイエンドスピーカーユニットブランド。「Sonarion」は複数の音響ブランドで採用が進んでおり、オーディオ分野での活用事例が広がっている。
アコム<8572>=切り返し急。20日の取引終了後に、集計中の26年3月期の連結業績について、売上高が従来予想の3318億円から3377億円(前の期比6.3%増)へ、営業利益が886億円から1003億円(同71.3%増)へ、純利益が722億円から796億円(同2.5倍)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。営業貸付金利息が計画を上回ったことに加えて、円安の為替影響を受けたことなどが売上高を押し上げた。また貸倒関連費用、利息返還費用、その他の営業費用が計画を下回ったことも利益の上振れに寄与した。なお、業績上振れに伴い、期末配当予想を10円から12円へ引き上げ年間配当予想を22円(前の期14円)とした。
日進工具<6157>=物色人気集中。切削工具の製造・販売を手掛けるが、超硬小径エンドミルに特化して高度な技術力を商品競争力に反映している。足もとの業績も会社側の想定を上回って好調。20日取引終了後に26年3月期業績の上方修正を発表、売上高は従来予想の91億4000万円から94億9400万円(前の期比1%増)、営業利益は13億1000万円から19億5900万円(同11%増)に増額した。これを受けて上値を見込んだ投資マネーが集中した。営業利益は大幅減益見通しから2ケタの利益成長見通しに変わったことでポジティブサプライズとなった。AIデータセンター分野が活況で半導体向けが大きく伸び全体収益を押し上げた。また、トップライン増加に伴うスケールメリットを享受し、利益採算が向上したことも営業利益が一変した背景となっている。
リガク・ホールディングス<268A>=7日ぶり大幅反発しストップ高。一気に年初来高値を更新した。同社はきょう、半導体ウエハー向けの検査・解析装置などを手掛ける米オント・イノベーション<ONTO>と資本・業務提携契約を締結すると発表。収益面でのポジティブな効果を期待した買いが入ったようだ。リガクHDの筆頭株主であるアトム・インベストメントが保有する株式の一部を、オント・イノベーションが取得する。株式譲渡は今年下半期に行う予定。オント・イノベーションによるリガクHDの議決権所有割合は27.00%となり、新たに筆頭株主となる見通し。アトム・インベストメントの議決権所有割合は42.03%から15.03%に低下する。リガクHDはオント・イノベーションとの協業範囲を拡大し、製品の補完関係を強化するとともに、次世代半導体向けの計測ソリューションの共同開発を推進。2030年にリガク製品で少なくとも3億ドル規模の新市場の創出を図る。
オキサイド<6521>=物色の矛先向かいストップ高。20日取引終了後、量子技術に関する組織「Quantum Denmark」が国際的な量子イノベーション・エコシステムの構築に向けて新設したサプライチェーン・パートナーシップ・プログラムの第1号メンバーに選定されたと発表した。デンマークの国家戦略のもとに設立された同組織は量子技術の社会実装と産業化を加速するための国際的なハブ組織であり、欧州量子エコシステムへのゲートウェイとして重要な存在になっているという。会社側では、この機会を生かし、欧州での量子事業の展開を加速させる構えにある。これが材料視されているようだ。
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