ニッパツがS高、半導体プロセス部品やデータセンター関連拡大で今期営業益29%増計画
ニッパツ<5991>がストップ高の水準となる3445円に買われ、上場来高値を更新した。同社は11日の取引終了後、26年3月期の連結決算を発表。あわせて27年3月期の業績予想を公表した。今期の最終利益は減損損失の計上が響いた前期の水準に比べて61.5%増の450億円を計画する。営業利益は前期比28.9%増の590億円の見通しで、過去最高益の更新を見込む。半導体プロセス部品や、データセンターなどに用いられるHDD用サスペンションが好調に推移する見込みで、業況を好感した買いを誘った。今期の年間配当予想は前期比3円増配の69円。前期は伊那工場や駒ケ根工場、海外子会社において固定資産の減損損失を計上。海外関係会社の留保利益に関する繰延税金負債が増加し、最終利益は計画に対して大きく下振れして着地した。前期の売上高は計画を上回った。