【↓】日経平均 大引け| 反落、中東情勢の警戒再燃で売り優勢 (5月28日)
日経平均株価
始値 64770.76
高値 65165.75
安値 63875.04
大引け 64693.12(前日比 -306.29 、 -0.47% )
売買高 26億873万株 (東証プライム概算)
売買代金 10兆8678億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反落、一時6万4000円台割り込む
2.米半導体株安も売り物こなし前場は底堅く推移
3.後場に入り急速に地合い悪化、中東リスク再燃
4.米国がイラン攻撃、イランも報復攻撃と伝わる
5.太陽誘電が逆行高、電子部品株の注目度急上昇
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは、前日比182ドル高と反発した。米原油先物相場が下落したことを受け、景気敏感株やディフェンシブ株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は前日終値近辺でしばらく推移した後、やや波乱含みの展開に。一時1100円を超える下げに見舞われる場面があった。
28日の東京市場は、前日の米半導体株安を受けた売り圧力をこなし、前場段階では底堅さを保っていたが、後場に入って急速に地合いが悪化。大引けにかけて持ち直したものの、リスク回避ムードは拭えなかった。米国がイランの軍事施設へ新たな攻撃を行い、それに対してイラン側が報復攻撃に出たことが伝わり、にわかに中東情勢への警戒感が再燃した。これまで二転三転しながらも米イラン戦闘終結交渉は着実に進展しているとの期待感が高まっていただけに、これに水を差す格好となった。個別では、半導体と同じくAI需要の恩恵を受けるセクターとして電子部品株への資金流入が目立ち、地合い悪のなかで逆行高を演じ注目を浴びた。プライム市場の値上がり・値下がり銘柄数はほぼ拮抗。TOPIXに絡んだリバランスに伴う売買もあり、売買代金は前日に続き10兆円を超えた。
個別ではソフトバンクグループ<9984>をはじめ、アドバンテスト<6857>やレーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、フジクラ<5803>、古河電気工業<5801>、イビデン<4062>が軟調。ソニーグループ<6758>や任天堂<7974>、サンリオ<8136>、コナミグループ<9766>が値下がりした。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>も安い。パソナグループ<2168>、タマホーム<1419>、ビーウィズ<9216>が大幅安となった。
半面、太陽誘電<6976>が値を飛ばし、村田製作所<6981>、TDK<6762>が水準を切り上げた。京セラ<6971>、オムロン<6645>も高い。トヨタ自動車<7203>、ファーストリテイリング<9983>、三菱電機<6503>がしっかり。キオクシアホールディングス<285A>が堅調。日立製作所<6501>が値上がりした。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はTDK <6762>、太陽誘電 <6976>、村田製 <6981>、ファストリ <9983>、京セラ <6971>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約299円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、SBG <9984>、イビデン <4062>、ファナック <6954>、フジクラ <5803>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約408円。
東証33業種のうち上昇は10業種。上昇率の上位5業種は(1)金属製品、(2)パルプ・紙、(3)小売業、(4)海運業、(5)ゴム製品。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)保険業、(3)電気・ガス、(4)銀行業、(5)その他製品。
■個別材料株
△オカムラ食品 <2938> [東証S]
国産養殖サーモンに関する記事を好材料視。
△ダイナマップ <336A> [東証G]
慶大院との共同研究の成果論文採択を手掛かり視。
△かっこ <4166> [東証G]
AIシステム開発会社を子会社化。
△ニッカトー <5367> [東証S]
MLCC関連でモメンタム相場加速。
△大阪チタ <5726> [東証P]
ボーイングの737増産報道などが刺激に。
△ヒロセ電機 <6806> [東証P]
自力成長見通し高まるとして野村證券が格上げ。
△太陽誘電 <6976> [東証P]
AI関連でのMLCC需要期待高まり電子部品株へのマネー流入続く。
△村田製 <6981> [東証P]
前日にスモールミーティングを開催。
△EDP <7794> [東証G]
2インチウエハー製作用モザイク結晶開発に成功と発表。
△BTCJPN <8105> [東証S]
米スペースX<SPCX>に対するファンドを通じた出資を決定。
▼ジェイドG <3558> [東証G]
27年2月期業績予想を発表も失望売り。
▼スクエニHD <9684> [東証P]
「ドラクエ12」新体制でのリスタート発表を嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)太陽誘電 <6976>、(2)TOREX <6616>、(3)日ケミコン <6997>、(4)日電波 <6779>、(5)大阪チタ <5726>、(6)OKI <6703>、(7)ヒロセ電 <6806>、(8)KOA <6999>、(9)村田製 <6981>、(10)Vテク <7717>。
値下がり率上位10傑は(1)ブイキューブ <3681>、(2)ビーウィズ <9216>、(3)パソナG <2168>、(4)FIG <4392>、(5)タマホーム <1419>、(6)クオンツ総研 <9552>、(7)ライク <2462>、(8)FPパートナ <7388>、(9)SMINOE <3501>、(10)古河電 <5801>。
【大引け】
日経平均は前日比306.29円(0.47%)安の6万4693.12円。TOPIXは前日比16.00(0.41%)安の3902.01。出来高は概算で26億873万株。東証プライムの値上がり銘柄数は767、値下がり銘柄数は747となった。東証グロース250指数は832.01ポイント(5.17ポイント高)。
[2026年5月28日]
株探ニュース