注目銘柄ダイジェスト(前場):トリケミカル、ノリタケ、nmsなど
<4369> トリケミカル 4180 +410
大幅続伸。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は20.7億円で前年同期比20.8%増、据え置きの上半期計画29.6億円、同6.9%減に対して2ケタ増益でのスタート。生成AIの普及に伴うDC投資拡大や先端ロジック・メモリ向けを中心に投資意欲が堅調に推移しており、半導体製造用高純度化学化合物の需要が増加している。一部中国顧客における在庫積み増しの影響も後押し。業績上振れへの期待が先行する展開に。
<5331> ノリタケ 4635 +700
ストップ高。特に明確な材料は表面化していないものの、先週からはMLCC関連銘柄の人気が急速に高まっており、関連銘柄の出遅れとして関心が向かう状況にはなっているようだ。同社のセグメント利益の大半はセラミック・マテリアル事業で占められており、グループ会社の共立マテリアルでは、MLCC用高純度チタン酸バリウム粉末なども手掛けている。
<8035> 東エレク 53870 +1450
大幅続伸。9月末を基準日として、1:5の株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、より投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることを目的としている。株式価値に変化はないものの、これまで1単位当たりの投資金額は極めて大きく、流動性の向上に伴う株価押し上げ効果が期待できる形に。また、発行済み株式数の1.6%に当たる750万株、1500億円を上限とする自社株買いの実施も発表。
<9107> 川崎船 2580 +60
大幅続伸。発行済み株式数の6.96%に当たる4442万9000株、1300億円を上限とする自社株買いの実施を発表。立会外取引での自社株買いを6月1日から5日にかけて実施する。上限金額に達しない場合、市場買い付けを行うとしているが、自社株買いへの協力を打診した大株主については、おおむね応じる意向を確認しているもよう。資本効率の改善が進むことをポジティブに捉える動きが優勢。
<2162> nms 471 カ -
ストップ高買い気配。32.91%の株式を保有する筆頭株主のワールドHDが、完全子会社化を企図してTOBを実施すると発表。同社ではTOBに賛同の意見を表明するとともに、応募は株主に判断に委ねるとしている。TOB価格は540円で前週末終値比38.1%のプレミアムとなり、TOB価格へのサヤ寄せを目指す動きが優勢となっている。TOB期間は6月1日から7月10日まで。
<278A> テラドローン 9340 +350
大幅反発。東京証券取引所(東証)が1日売買分から信用取引の臨時措置を解除したことを好感して買いが優勢となっている。規制は信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)としていた。日本証券金融(日証金)も貸借担保金率30%としていた増担保金徴収措置を解除した。
<1436> グリーンエナ 1882 +81
反発。100%子会社グリーンエナジー・プラスが、北陸地方に本店を置く企業と岡山県倉敷市における系統用蓄電池施設の受注契約(定格出力1,999kW、公称容量 8,146kWh)を締結した。系統用蓄電池は、再生可能エネルギーの発電量変動を調整し、電力系統の安定化を図るために活用される大容量蓄電システム。近年の脱炭素社会の推進に伴い、電力の需給調整を行う蓄電池の重要性が高まっており、同社はこの分野におけるリーディングカンパニーとして、最適なソリューションを提供していくとしている。
<4175> coly 2134 -70
続落。29日の取引終了後に、ウォルト・ディズニー・ジャパンとのライセンス契約に基づくディズニーIPを使用したオリジナルオンラインゲーム『ディズニー スパークリンク・スターズ』のサービス開始予定時期の変更を発表し、これを嫌気した売りに押されている。27年1月期上半期としていたサービス開始予定を27年1月期第3四半期想定に変更する。変更の理由は、より高い品質でユーザーに届けるための開発・精査に時間を要しているとしている。
《YY》