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話題株ピックアップ【夕刊】(3):三井化学、北越コーポ、丸文

注目
2026年6月3日 15時51分

■三井化学 <4183>  2,131.5円  +45.5 円 (+2.2%)  本日終値

三井化学<4183>が3日ぶりに反発。この日、高屈折率メガネレンズ材料の生産能力を増強すると発表したことが、好材料視された。高屈折率メガネレンズは薄型・軽量化を訴求する高付加価値品で、世界人口及び近視人口の継続的な増加や、アジア及び北米におけるプレミアム品を求める層の拡大を背景に、今後も長期的な成長が見込まれていることから生産能力を増強する。大牟田工場に新プラントを増設し、29年上期の商業運転開始を予定している。

■北越コーポレーション <3865>  909円  +16 円 (+1.8%)  本日終値

北越コーポレーション<3865>が3日ぶりに反発した。同社は2日、印刷・情報用紙の価格改定を発表。収益性の向上を期待した買いが入ったようだ。値上げ幅は現行価格に対して15%以上で、7月21日出荷分より値上げを実施する。原燃料価格の高騰や人件費の上昇などが業績を圧迫する要因となるなか、企業の自助努力だけではコストアップを吸収できるだけの収益を確保することが困難と判断した。

■丸文 <7537>  1,747円  +19 円 (+1.1%)  本日終値

丸文<7537>が反発。この日、RoboPath(東京都港区)と販売代理店契約を締結し、RoboPathの主力製品である多機能サービスロボット「RPX(コアロボット:RPX-100)」の取り扱いを開始したと発表しており、好材料視された。RPX-100は、医療・産業の過酷な現場にも適応する高度な自律走行技術と、独自のモジュールとクラウド連携技術によるエレベーターとの連携、更に優れた柔軟性を兼ねそろえた多機能サービスロボット。今回の契約により、丸文のエレクトロニクス商社としての幅広いネットワークと提案力を生かし、医療・産業現場のスマート化を支援するロボットソリューションを提供するとしている。

■ハイデイ日高 <7611>  2,552円  +25 円 (+1.0%)  本日終値

ハイデイ日高<7611>が3日ぶりに反発。午後3時ごろに発表した5月度の売上高速報で、既存店売上高が前年同月比6.6%増と増収基調を続けたことが好材料視された。客数が同3.8%増と伸びたほか、客単価も同2.7%増と上昇した。

■キオクシア <285A>  78,080円  +540 円 (+0.7%)  本日終値

キオクシアホールディングス<285A>が5連騰で最高値街道をまい進している。前日は前場に先物主導で軟調な値動きを強いられたものの、後場に入り強烈な実需買いが流入して大きく切り返し、結局5000円あまりの上昇で高値引けとなった。買い主体は海外投資家とみられるが、売買代金は実に1銘柄で3兆2000億円台をこなし歴代最高を記録するなど驚異的な物色人気に沸いており、きょうもその流れが続いている。前日の米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5.9%高と急騰し最高値を大幅更新、メモリー関連ではサンディスク<SNDK>が6日ぶりに反落したもののマイクロン・テクノロジー<MU>が3連騰で連日最高値を更新しており、東京市場でも同業態のキオクシアに追い風となっている。キオクシアは前日に、配当金を減らさずに維持するか増やす累進配当を導入する方針を明らかにし、27年3月期下期にも初配当を行うことが伝わっており、買い攻勢を助長している。大口の個人投資家も参戦しているもようで、足もとで信用買い残の増勢が続いているとはいえ、日々の売買代金を考慮すれば上値を重くする要因とはなりえない状況だ。

■あさひ <3333>  1,240円  +8 円 (+0.7%)  本日終値

あさひ<3333>が3日ぶりに反発。この日発表した5月度(4月21日~5月20日)月次営業速報で、既存店売上高が前年同月比0.4%増と小幅ながら4カ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視された。客数は同0.2%減となったものの、客単価が同0.6%上昇した。

■SHIFT <3697>  694.7円  -96.6 円 (-12.2%)  本日終値  東証プライム 下落率トップ

SHIFT<3697>は全体上げ相場のなか逆行安。同社はソフトウェアのテスト受託事業を展開する。直近の上期(25年9月~26年2月)決算は、デジタル需要を追い風に2ケタ増収となった一方、先行投資がかさみ営業利益は前年同期比マイナスで着地した。通期では過去最高業績を達成した前期に続き、今期も成長が続く見通しを維持している。AIが業務ソフトを代替する「SaaSの死」懸念の影響を受けるとの見方が引き続き重荷となり、株価は冴えない。昨年夏ごろの1800円台から一貫して水準を切り下げ、今年に入って一段安となり2月には一時600円割れまで下落。その後は600~700円台のもみ合い局面に移行した。足もとは値ごろ感からの買いが流入し、前日まで3連騰で800円台に迫る場面があったものの、きょうは大手証券による格下げが売り材料視され大幅に値下がりしている。

■エクサウィザーズ <4259>  1,150円  -49 円 (-4.1%)  本日終値

エクサウィザーズ<4259>が大幅に反落。この日、子会社Exa Enterprise AIが、法人向け生成AIサービス「exaBase 生成AI」に、新たに「カスタムエージェント機能」及び「エージェント自動生成機能」を追加し提供を開始したと発表したが、5月26日に年初来高値を更新したこともあり、利益確定売りが優勢のようだ。「カスタムエージェント機能」を利用することで、部署や組織のノウハウ、独自の業務フォーマットを組み込んだ専用AIエージェントを作成することができるほか、「エージェント自動生成機能」により、これまではプロンプト設計やツール設定に一定の知識と労力が必要だったAIエージェント作成が、「やりたいこと」をテキスト入力するだけで、エージェント名・説明・プロンプト・ツール設定を自動補完するという。より実務に即したAI活用の促進や組織全体の生産性向上が期待できるほか、属人化解消やノウハウの資産化をも実現するとして、利用拡大が期待されている。

■IHI <7013>  2,486.5円  -102 円 (-3.9%)  本日終値

IHI<7013>は大幅に3日続落。2日の取引終了後、子会社のIHIエアロスペースが同日付で宇宙航空研究開発機構(JAXA)から5カ月間の競争参加資格停止処分を受けたと発表しており、嫌気した売りが出た。業績に与える影響は現在精査中。JAXAとの機材装置の保全業務に関する契約などにおいて、業務の一部で作業未了のものを完了したと事実と異なる報告を行い、費用を請求していたことが判明した。今回の件はIHIエアロスペースがJAXAと機材装置の保全業務に関する調整をするなかで明らかとなり、昨年12月に事実関係をJAXAへ伝えた。以降、段階的に調査進捗に関して報告。物品の引き渡しを伴わず報告書の提出のみで費用を請求した2016年度以降の契約438件のうち、14件で同様の問題があったと判明した。

■良品計画 <7453>  3,679円  -12 円 (-0.3%)  本日終値

良品計画<7453>は反落しているものの底堅い動きとなっている。2日の取引終了後に5月度の国内売上高を発表し、既存店及びオンラインストアの売上高が前年同月比10.0%増と5カ月連続で前年実績を上回ったことを好材料視する買いが下値に入っているようだ。夏物衣服やヘルス&ビューティーが好調に推移したほか、会員向けポイント施策 「GOOD POINT WEEK」(4月29日~5月6日)の効果もあり、全ての商品部門で前年を上回った。また、前年より土日祝日が2日多かったことで、4ポイントのプラス影響があった。なお、全店及びオンラインストアの売上高は同13.5%増だった。

■さいか屋 <8254>  290円  +80 円 (+38.1%) ストップ高   本日終値

さいか屋<8254>がマドを開けて急伸した。同社は2日の取引終了後、保有不動産の潜在価値と中長期的な企業価値向上策に関する発表を行った。外部専門機関の評価などを踏まえた結果、2025年8月末時点において、横須賀中央駅周辺の土地・建物を合わせた鑑定総額は約25億円規模。藤沢駅前に関しては、土地・建物を合わせて約55億円規模となり、総額80億円規模による優良な不動産資産を保有していると言及している。そのうえで、取得当時の帳簿価格から価値は大幅に上昇しているとし、貸借対照表の純資産額約12億円に、不動産含み益約14億円を加え、発行済み株式総数をもとに算出した1株実質純資産を求めると約415円になり、6月1日終値210円を大きく上回っているとの認識を示している。同社はラウンドワンといった体験型施設の誘致・導入による手元資金の最大化に加え、「横須賀市大滝町1丁目地区再開発事業」への参画を通じた中長期的な含み益の更なる拡大を図るほか、総額80億円規模の保有資産に対して最適な資産運用を実行し、創出した原資を成長投資とともに株主還元の充実を含め資本効率向上策を幅広く検討する方針。開示内容を受け、株主還元強化への思惑が広がり、買いを集める形となったようだ。

●ストップ高銘柄

BTCJPN <8105>  356円  +80 円 (+29.0%) ストップ高   本日終値

日本電波工業 <6779>  4,185円  +700 円 (+20.1%) ストップ高   本日終値

武蔵精密工業 <7220>  9,740円  +1,500 円 (+18.2%) ストップ高   本日終値

モイ <5031>  547円  +80 円 (+17.1%) ストップ高   本日終値

など、10銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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