【↑】日経平均 大引け| 急反発、半導体関連が買われ初の6万8000円台 (6月3日)
日経平均株価
始値 67238.53
高値 68786.49
安値 67238.53
大引け 68402.13(前日比 +1667.89 、 +2.50% )
売買高 25億4897万株 (東証プライム概算)
売買代金 12兆2712億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均株価は急反発、初の6万8000円台に乗せる
2.米株市場でSOX指数が5.9%高と急騰、追随する形に
3.半導体製造装置や半導体材料メーカーなどに買い広がる
4.長期金利は上昇したものの、為替の円安が追い風材料に
5.キオクシアが大商い、連日で歴代最高の売買代金を記録
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比228ドル高と5日続伸した。AI投資の拡大による収益拡大期待から関連銘柄の一角で買いが優勢となった。
東京市場では、半導体関連などを中心にリスク選好の地合いとなり、日経平均株価は急反騰。一時2000円を超える上昇で終値でも初の6万8000円台乗せとなった。
3日の東京市場は、前日の米国株市場で半導体関連が大きく買われた流れを引き継いで、同関連株を中心に投資資金が流入した。米株市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5.9%高で最高値圏を走っており、東京市場でも半導体製造装置や周辺の部品メーカー、半導体材料を手掛ける企業などを中心に買われ、全体を押し上げた。本日は長期金利が上昇したものの、外国為替市場では午後に円安方向に振れ、これも輸出セクターを中心に追い風となった。また、業種別では33業種中25業種が上昇、プライム市場の値上がり率首位は非鉄セクターだった。なお、日経平均は急騰したものの、値上がり銘柄数は全体の65%にとどまっている。売買代金は12兆円台と高水準の商いが続いている。
個別では、前日を上回る歴代最高の売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A>が伸び悩んだものの続伸、村田製作所<6981>もしっかり。東京エレクトロン<8035>が値を飛ばし、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>も大幅高。フジクラ<5803>、古河電気工業<5801>なども買われた。イビデン<4062>が物色され、ルネサスエレクトロニクス<6723>の上げ足も目立つ。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも高い。ラサ工業<4022>がストップ高で値上がり率トップ。このほか、日本電波工業<6779>、テラスカイ<3915>、武蔵精密工業<7220>などストップ高が相次いだ。
半面、ソフトバンクグループ<9984>は利益確定の動きが出て下落、三井金属<5706>も売られた。IHI<7013>が冴えず、ファーストリテイリング<9983>も下値を試す展開に。富士通<6702>、NEC<6701>も値を下げた。SHIFT<3697>が急落、メンバーズ<2130>、PKSHA Technology<3993>、TIS<3626>などが大幅安となった。堺化学工業<4078>も大きく利食われた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、フジクラ <5803>、京セラ <6971>、ファナック <6954>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約1269円。うち723円は東エレク1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、ファストリ <9983>、中外薬 <4519>、コナミG <9766>、ソニーG <6758>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約395円。うち255円はSBG1銘柄によるもの。
東証33業種のうち上昇は25業種。上昇率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)ガラス・土石、(3)電気機器、(4)鉱業、(5)金属製品。一方、下落率の上位5業種は(1)情報・通信業、(2)医薬品、(3)空運業、(4)不動産業、(5)その他製品。
■個別材料株
△ABCマート <2670> [東証P]
夏物商品好調で5月既存店売上高は5ヵ月連続前年上回る。
△アンドST <2685> [東証P]
5月既存店は5ヵ月連続プラス成長に。
△スターシーズ <3083> [東証S]
系統用蓄電池事業が想定上回り上期業績予想を上方修正。
△データセク <3905> [東証G]
オアシスが10%近い大株主に急浮上。
△テラスカイ <3915> [東証P]
本田技術研究所と量子アルゴリズムの開発に成功。
△ラサ工業 <4022> [東証P]
TSMCの有力関連銘柄として脚光。
△イビデン <4062> [東証P]
生成AI向け半導体パッケージでダブルの恩恵。
△CIJ <4826> [東証P]
通期業績・配当予想を引き上げ。
△化工機 <6331> [東証P]
遠心分離機の斎藤遠心機工業をグループ化。
△さいか屋 <8254> [東証S]
「資本効率策を幅広く検討」と開示し思惑。
▼TIS <3626> [東証P]
岡三証券が投資判断を「買い」から「中立」に格下げ。
▼IHI <7013> [東証P]
子会社がJAXAから5ヵ月間の競争参加資格停止処分
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ラサ工 <4022>、(2)日電波 <6779>、(3)テラスカイ <3915>、(4)武蔵精密 <7220>、(5)スクリン <7735>、(6)オプトラン <6235>、(7)東エレク <8035>、(8)大真空 <6962>、(9)Aクリエイト <8798>、(10)アステリア <3853>。
値下がり率上位10傑は(1)SHIFT <3697>、(2)広済堂HD <7868>、(3)メンバーズ <2130>、(4)松屋 <8237>、(5)パークシャ <3993>、(6)レノバ <9519>、(7)TIS <3626>、(8)堺化学 <4078>、(9)サイボウズ <4776>、(10)JMDC <4483>。
【大引け】
日経平均は前日比1667.89円(2.50%)高の6万8402.13円。TOPIXは前日比71.96(1.83%)高の3996.20。出来高は概算で25億4897万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1018、値下がり銘柄数は512となった。東証グロース250指数は764.02ポイント(7.70ポイント安)。
[2026年6月3日]
株探ニュース