注目銘柄ダイジェスト(前場):東エレク、パナHD、アピリッツなど
<8035> 東エレク 59140 +4120
大幅反発。前日の米国市場ではSOX指数が5.6%高と急反発、これを受けて、前日大幅安となった半導体関連株は総じて反転の動きとなっている。同社も前日は7.5%の大幅安となっていた。米半導体株は、年内の利上げ観測が逆風の中も、インテルがグーグルがAI半導体製造を一部委託するとの報道で上昇、マーベルもS&P500指数の構成銘柄に採用と発表され大幅高となっている。
<6752> パナHD 3724 +150
大幅反発。前日にAIインフラ関連の事業戦略を発表、DC向け電池の新製品投入や生産増によって、2030年度に足元の4倍近い2兆円規模の売上を目指すとしているもよう。電源専用ラックに組み込みDC全体の電力使用を効率化する新製品を明らかにしているほか、BBUに使うリチウムイオン電池の供給を28年度に足元の3倍に増やすことも発表。電子部品子会社もサーバーの発熱を抑えられる基板材料の供給能力を拡大させる計画。
<4062> イビデン 17570 +510
大幅反発。前日の米国市場では、インテルが11%超の大幅高となっている。グーグルがAI処理に特化した半導体「TPU」を300万個超発注、インテルでは2028年にこれらのTPUを製造する見通しと伝わったことが材料視された。同社はインテル向けに「ICパッケージ基板」を開発・供給する重要なサプライヤーと位置付けられており、インテルの株高に連動する動きとなっている。
<4174> アピリッツ 715 カ -
ストップ高買い気配。東京大学発のスタートアップ企業であるH2Lと資本業務提携契約を締結と発表している。H2L社で初となるBtoC向けサービスを研究開発するための技術提携となるもよう。H2Lが持つ「身体性のデジタル化」技術と、同社のWebやアプリ開発力・サービスデザイン力を組み合わせ、フィジカルAIソリューションを共同で企画・開発・社会実装することを目的とするようだ。成長期待市場への積極展開を評価する動きが優勢。
<4382> HEROZ 795 +88
大幅反発。前日に26年4月期の業績修正を発表している。営業利益は従来計画の5億円から5.2億円、前期比70.9%増に上方修正。経常利益は暗号資産評価損計上で下振れとなるが、純利益は0.5億円から3.8億円まで大幅上方修正している。前期は1.8億円の赤字であった。連結子会社ストラテジットの株式売却益計上、法人税等調整額の計上などが主因となる。
<7777> 3Dマトリクス 478 +38
反発。悪性胸膜中皮腫を対象とした「MIRX002」の医師主導治験(第I相)完了および主要評価項目達成を発表し、好材料視されている。同剤の良好な安全性プロファイルが示され、反復投与においては副作用の増強は認められず、最大3回まで安全に投与可能であることが示された。PURMXは既に米国における希少疾病用医薬品指定を受けており、今回の治験結果を踏まえ、「MIRX002」の海外臨床開発の準備を進めている。同社は引き続きPURMXと連携して本剤の開発に協力していくとしている。
<4588> オンコリス 2850 +288
反発。腫瘍溶解ウイルス テロメライシン注(スラタデノツレブ)について、厚生労働省より日本における製造販売承認を取得した。これにより、同社は富士フイルム富山化学からマイルストーン収入を受領する。当該収益は26年12月期の売上高に計上される見込み。また、製品代金に係る前受金の残額についても、今期中に受領する。当該前受金は、同社貸借対照表に前受金(契約負債)として計上され、同前受金はテロメライシン注の販売開始後に、順次、同社売上高に計上される見込み。なお、金額は非公開としている。
<166A> タスキHD 960 +37
大幅反発、年初来高値更新。8日の取引終了後に、東京証券取引所プライム市場への上場市場区分変更を発表し、好材料視されている。東京証券取引所の承認を受け、26年6月15日をもって、同社株式は東証グロース市場から東証プライム市場へ市場区分を変更することとなった。同社は、今後も「人を起点に。空間をデジタルに。未来を変える仕組みをつくる。」というミッションのもと、AI/DXによる不動産業界の生産性向上に取り組み、持続的な成長を通じて企業価値の一層の向上に努めるとしている。
《YY》