前場に注目すべき3つのポイント~米国とイランとの間で和平合意が成立~
15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■米国とイランとの間で和平合意が成立
■三井ハイテク、27/1上方修正 営業利益145億円←110億円
■新聞休刊日
■米国とイランとの間で和平合意が成立
15日の日本株市場は、買い先行で始まり、3日につけた最高値を射程に入れた相場展開になりそうだ。12日の米国市場はNYダウが353ドル高、ナスダックは79ポイント高だった。イラン外相が「覚書締結に近づいている」とSNSに投稿。パキスタン首相も「合意文書の最終案がまとまった」と述べた。米国とイランが近く戦闘終結に向けて合意するとの期待を背景に買いが広がった。シカゴ日経225先物(9月限)は大阪比1150円高の67270円。円相場は1ドル=159円80銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まることになりそうだ。日経225先物(9月限)はナイトセッションで67530円まで買われる場面もみられ、日中比1320円高の67440円で終えている。ボリンジャーバンドの+1σ(66910円)を上回ってきたことで、+2σ(69260円)とのレンジが意識されてきそうであり、3日につけた68900円が意識されてきそうだ。
なお、パキスタン首相は日本時間15日早朝、米国とイランとの間で和平合意が成立したとSNSへの投稿で明らかにした。米国とイランが「軍事作戦の即時かつ恒久的な終了」を宣言したようであり、19日にスイスで署名が行われる見通しと報じられている。為替市場では円相場が1ドル=160円を割り込んできたほか、サンデー原油は1バレル=79ドル台に下落している。こうした流れを受け、先物主導で上へのバイアスが強まる可能性があり、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が日経平均株価を押す上げそうだ。
前週に時価総額トップとなったキオクシアHD<285A>が一段高をみせてくるようだと、投資家心理を明るくさせよう。さらに、イランが事実上封鎖しているホルムズ海峡は無償で開放され、米軍によるイランの港湾への封鎖も「直ちに解除する」と伝えられており、エネルギー価格の上昇などの影響を受けていた内需系への資金流入も意識されやすいだろう。そのため、出遅れ感のある銘柄への見直しも意識されそうだ。
■三井ハイテク、27/1上方修正 営業利益145億円←110億円
三井ハイテク<6966>は2027年1月期業績予想の修正を発表。営業利益を110億円から145億円に上方修正した。売上高は旺盛な需要に支えられ販売が好調に推移。営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益についても、増収に伴う増益要因が中東情勢の悪化に伴う資材価格上昇等の減益要因を上回り、いずれも前回発表予想を上回る見込みとなった。
■前場の注目材料
・日経平均株価は上昇(66020.04、+1802.77)
・NYダウは上昇(51202.26、+353.51)
・ナスダック総合指数は上昇(25888.84、+79.18)
・SOX指数は上昇(13371.47、+200.03)
・シカゴ日経225先物は上昇(67270、+1150)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・新聞休刊日
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
《YY》