「フルポジ&ハイレバ」×「2つの安」=「4年・6.5倍」
目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技
AI相場で勝つ人
Masさんの場合-第1回
イラスト:福島由恵兼業投資家。勤務医として働く傍ら、株式投資に取り組む。投資を始めたのは2016年、職場の指示で大学院に通うことになり収入減をカバーする目的だった。当初は値動きの激しい銘柄で失敗を重ねたが、その反省から割安成長株や高配当株に軸足を移し、信用取引も活用。累計元本200万円を1300万円まで増やしている。「株探-個人投資家大調査-2026」の回答者で、投資スタイルは「グロース重視」、日本株投資の腕前は「中級者」となる。
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| この記事を読んで分かること |
| 1. フルポジ&ハイレバで安定して運用する方法 |
| 2. 2つの投資対象と銘柄選びのポイント |
| 3. リスク管理で、銘柄選び以外に気をつけている点 |
勤務医と聞くと、「激務」「仕事の内容と労働時間の割には薄給」とのイメージがある。
勤務医のMasさん(ハンドルネーム)が投資を始めたのも、給与以外の収入を確保したいと痛感したことがある。経験を重ねた今では、FIRE(経済的自立と早期リタイア)の実現をモチベーションにしている。
Masさんの株式投資の基本方針は、ともかく効率よく稼ぐ。勤務医は仕事に追われ、投資に充てる時間が限られることが背景にある。
現在のスタイルは信用取引を活用した「フルポジ・ハイレバレッジ」戦略で、レバは2~3倍が中心だ。2016年に投資を始めてから、紆余曲折のすえに22年にたどり着いた。
この戦略で22年から25年の年間成績はプラスを続け、期間成績は+550%以上(6.5倍)になる。同期間のTOPIX(東証株価指数)は1.7倍ほどの上昇だったため、MasさんはTOPIXを4倍近くアウトパフォームした格好だ。
超過リターン獲得は、上げ相場のフォローはあるものの、大きいのはリスク抑制に配慮した「2つの安」をベースにしていることだ。初心者時代に、学資ローンを投資に回し、その多くを失った苦い経験が糧になっている。
このヤラレから立ち直り、直近4年で運用資産を「6.5倍化」することに成功した軌跡を、2回シリーズで見ていく。初回は、現在の「2つの安」をベースにしたフルポジ・ハイレバ戦略に焦点を当てる。
足元ではトヨクモ<4058>、ディーエムエス<9782>に期待
Masさんが足元で期待しているのが、
法人向けクラウドサービスを手掛けるトヨクモ<4058>
ダイレクトメール最大手のディーエムエス<9782>
――の2銘柄だ。これらは、それぞれの「安」を体現していると、Masさんは考えている。
では2つの「安」とはなにか?