話題株ピックアップ【夕刊】(3):NGK、日本アビオ、東エレク
■NGK <5333> 5,594円 +349 円 (+6.7%) 本日終値
NGK<5333>は大幅続伸。30日取引終了後、第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は1841億4700万円(前年同期比10.6%増)、純利益は293億7400万円(同64.1%増)だった。世界的に自動車販売が底堅く推移したことで製品需要が堅調を維持した。AI用途の半導体需要増加を追い風に、半導体製造装置用製品やハイセラムキャリアなどの製品を中心とした需要も拡大した。前年同期に特別損失を計上した反動もあった。好決算を評価した買いを呼び込んでいる。
■日本アビオニクス <6946> 5,310円 +320 円 (+6.4%) 本日終値
日本アビオニクス<6946>が続伸。30日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高83億400万円(前年同期比64.9%増)、営業利益17億2700万円(同3.0倍)、純利益11億4800万円(同3.0倍)と大幅な増収増益となったことが好感された。政府が防衛関連の投資を強化していることを背景に防衛用システム製品が好調に推移したほか、データサーバーなどの需要増加で電子機器も伸長し業績を牽引した。なお、27年3月期通期業績予想は、売上高320億円(前期比9.6%増)、営業利益61億円(同10.6%増)、純利益42億円(同9.9%増)の従来見通しを据え置いている。
■東京エレクトロン <8035> 55,500円 +3,260 円 (+6.2%) 本日終値
30日に決算を発表。「上期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ、上期配当も23円増額」が好感された。
東京エレクトロン <8035> [東証P] が7月30日大引け後(16:00)に決算を発表。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比46.3%増の2156億円に拡大した。業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の361円→384円(前年同期は264円)に増額した。下期配当は引き続き未定とした。
■建設技術研究所 <9621> 3,175円 +181 円 (+6.1%) 本日終値
建設技術研究所<9621>が大幅続伸。30日の取引終了後に26年12月期の配当予想の増額修正と自社株買いを発表したことが好感された。配当予想は、期末一括配当78円を110円(前期75円)へ引き上げた。また、自社株買いは上限を120万株(自己株式を除く発行済み株数の4.39%)、または30億円とし、取得期間は8月14日から来年4月30日まで。なお、取得した自社株は消却する予定としている。
■積水樹脂 <4212> 2,951円 +168 円 (+6.0%) 本日終値
積水樹脂<4212>は高い。約3週間ぶりに上場来高値を更新した。30日取引終了後、27年3月期連結業績予想について純利益を44億円から54億円(前期比35.8%増)へ上方修正すると発表した。政策保有株式の売却益が見込まれるため。配当予想も82円から100円(前期72円)に増額した。これを好感した買いが集まった。中東情勢をはじめとする地政学リスクが一定水準で継続するとの想定のもと、売上高、営業利益については概ね当初予想通りに進捗する見通し。あわせて、自社株買いの取得枠を拡大すると明らかにした。取得株式数の上限は100万株を据え置いた上で、取得総額の上限を27億円から30億円に引き上げた。期間は従来通り来年3月31日まで。
■豊田合成 <7282> 5,562円 +309 円 (+5.9%) 本日終値
豊田合成<7282>が後場に上げ足を速め、年初来高値を更新した。この日、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比16.7%増の3038億9600万円、最終利益は同34.2%増の180億7700万円となった。大幅な増益で着地したことを評価した買いが集まった。国内とアジアは顧客の生産台数の増加と原価改善による効果が表れて大幅な増収増益となった。中国は減収となったものの、原価改善効果があって営業増益につなげた。
■三菱鉛筆 <7976> 2,771円 +152 円 (+5.8%) 本日終値
三菱鉛筆<7976>が反発。30日の取引終了後に26年12月期の連結業績予想について、売上高を940億円から955億円(前期比6.3%増)へ、営業利益を105億円から115億円(同18.6%増)へ、純利益を77億円から80億円(同28.3%増)へ上方修正し、配当予想を中間・期末各27円50銭の年55円から中間・期末各28円50銭の年57円に引き上げたことが好感された。国内・海外の筆記具事業や産業資材事業が堅調に推移し6月中間期決算が大幅増収増益となったことに加えて、為替が想定よりも円安基調で推移していることが要因という。なお、6月中間期決算は、売上高477億5700万円(前年同期比10.4%増)、営業利益61億7000万円(同28.6%増)、純利益42億5900万円(同35.5%増)だった。同時に、26年12月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、これも好材料視された。毎年12月末日時点で2単元(200株)以上を1年以上継続して保有する株主を対象に、5000円相当の自社グループ製品を提供する。なお、初回の26年12月末基準日に限り、25年12月末時点で100株以上を保有し、かつ26年12月末時点で200株以上を保有する株主も対象とする。
■石原ケミカル <4462> 2,901円 +151 円 (+5.5%) 本日終値
石原ケミカル<4462>は後場に上げ幅を急拡大した。同社は31日午後2時30分、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比12.8%増の62億8100万円、経常利益は同80.0%増の11億7100万円となった。大幅な増益で着地したほか、自社株買いも発表しており、好感されたようだ。生成AI向けなど一部の最先端半導体パッケージ向けに、金属表面処理剤が好調に推移した。自社株買いは取得総数30万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.20%)、取得総額10億円を上限とし、8月3日から27年3月31日までの間に実施する。
■みずほFG <8411> 8,167円 +349 円 (+4.5%) 本日終値
みずほフィナンシャルグループ<8411>は大幅高で6日ぶりに反発。30日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算で最終利益が4229億900万円(前年同期比45.5%増)と第1四半期として過去最高を更新したことに加えて、27年3月期通期業績予想を最終利益で1兆3000億円から1兆4000億円(前期比12.1%増)へ上方修正したことが好感された。第1四半期はバンキング収益が好調だったほか、国内法人を中心とした非金利ビジネスの活況や株式取引など市場部門も大幅に伸長。通期見通しは足もとの堅調な業績に加えて、日銀の政策金利引き上げなども考慮した。同時に、5月15日に発表した自社株買いについて、取得枠の上限を2500万株から3500万株(自己株式を除く発行済み株数の1.44%)へ、取得価額の総額の上限を1000億円から2000億円へ引き上げており、これも好材料視された。また、取得期間も8月31日までから9月30日までに変更している。
■京セラ <6971> 3,691円 +141 円 (+4.0%) 本日終値
京セラ<6971>が4日ぶり急反発。同社は30日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。あわせて通期の業績予想を見直した。最終利益予想は従来の見通しから190億円増額して1600億円(前期比13.5%増)に引き上げており、好感されたようだ。今期の売上高予想は1400億円増額して2兆800億円(同0.5%増)に上方修正した。AI・半導体関連での需要が拡大し、円安効果が現れたことなどを背景に4~6月期の業績が好調だったことを踏まえ、通期の予想を見直した。4~6月期の売上高は5253億8300万円(前年同期比9.9%増)、最終利益が605億7600万円(同63.1%増)となった。
■菊水ホールディングス <6912> 2,264円 +400 円 (+21.5%) ストップ高 本日終値
菊水ホールディングス<6912>がストップ高。同社は30日取引終了後、27年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の21億5000万円から25億2000万円(前期比18.0%増)に引き上げた。
売上高予想も147億円から157億円(同6.9%増)に上方修正。車載関連市場や半導体関連市場、データセンター市場などの設備投資需要を取り込んでいることが主な要因だとしている。
●ストップ高銘柄
フィーチャ <4052> 342円 +80 円 (+30.5%) ストップ高 本日終値
トーメンデバイス <2737> 21,150円 +4,000 円 (+23.3%) ストップ高 本日終値
イビデン <4062> 16,650円 +3,000 円 (+22.0%) ストップ高 本日終値
日本電子材料 <6855> 6,090円 +1,000 円 (+19.7%) ストップ高 本日終値
など、16銘柄
●ストップ安銘柄
コニカミノルタ <4902> 590.8円 -100 円 (-14.5%) ストップ安 本日終値
など、1銘柄
株探ニュース