【↓】日経平均 大引け| 3日ぶり反落、円高を警戒し売り優勢 (8月3日)
日経平均株価
始値 63834.95
高値 63905.12
安値 62703.47
大引け 63754.90(前日比 -607.12 、 -0.94% )
売買高 28億2409万株 (東証プライム概算)
売買代金 11兆7886億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり反落、一時1600円超下落する場面も
2.15年ぶりの日米協調介入、急速な円高を嫌気する流れに
3.半導体関連は高安入り交じるも、センチメントの改善促す
4.後場は狭いゾーンでのもみ合い続く、様子見も下げ幅縮小
5.キオクシアは売買代金断トツで続伸、レーザーテクも上昇
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比276ドル高と続伸した。四半期決算を発表したアマゾン・ドット・コム<AMZN>が大幅高となったほか、ハイテク株中心に買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、目先利益確定の売りが優勢となり、日経平均株価は反落した。外国為替市場で急速に円高が進行したことが警戒された。
3日の東京市場は、リスク回避ムードが強く、前場中ごろに日経平均は1600円以上下落する場面があった。前週末の米国株市場ではNYダウやナスダック総合株価指数が揃って上昇したが、外国為替市場では前週末に15年ぶりとなる日米の協調介入が行われ、これに伴う急速な円高進行を警戒する売りが優勢となった。もっとも売り一巡後は買い戻しが入り下げ渋った。半導体関連株は高安入り交じる展開だったが、一方的な売りニーズが反映されなかったことは市場センチメントの改善につながった。後場に入ってから日経平均は下げ幅を縮小したものの様子見ムードは拭えず、前場とは異なり狭いレンジでのもみ合いに終始した。なお、値下がり銘柄数は後場に入って減少したものの、プライム市場全体の7割程度を占めている。
個別では、アドバンテスト<6857>が安く、東京エレクトロン<8035>も冴えない値動き。太陽誘電<6976>も軟調。ファナック<6954>は急落した。三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクが売りに押され、トヨタ自動車<7203>も下落した。イビデン<4062>が値を下げ、ソニーグループ<6758>も下値を探った。三菱電機<6503>が大きく水準を切り下げた。日本電気硝子<5214>が値下がり率トップとなり、TOTO<5332>、三井E&S<7003>などの下落率も際立った。
半面、売買代金首位のキオクシアホールディングス<285A>が続伸、ソフトバンクグループ<9984>も買いが優勢だった。レーザーテック<6920>が大きく株価水準を切り上げたほか、ディスコ<6146>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>も上昇した。ルネサスエレクトロニクス<6723>は急騰した。このほか、マクセル<6810>、トーメンデバイス<2737>、カシオ計算機<6952>、NSユナイテッド海運<9110>、MIXI<2121>などがストップ高に買われる人気となった。テクマトリックス<3762>も値を飛ばした。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、SBG <9984>、キオクシア <285A>、TDK <6762>、レーザーテク <6920>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約365円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、ファナック <6954>、イビデン <4062>、東エレク <8035>、京セラ <6971>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約595円。
東証33業種のうち上昇は5業種。上昇率の上位5業種は(1)精密機器、(2)空運業、(3)金属製品、(4)情報・通信業、(5)小売業。一方、下落率の上位5業種は(1)不動産業、(2)輸送用機器、(3)陸運業、(4)石油・石炭、(5)鉱業。
■個別材料株
△MIXI <2121> [東証P]
今3月期最終利益の大幅増額と配当上乗せを好感。
△セリア <2782> [東証S]
27年3月期業績予想を上方修正。
△三洋貿易 <3176> [東証P]
自社株買い・記念配当の実施と株主優待制度の導入を材料視。
△テクマト <3762> [東証P]
230万株を上限とする自社株買いと第1四半期過去最高業績更新を好感。
△住友ベ <4203> [東証P]
第1四半期営業益65%増で通期計画進捗率38%。
△ルネサス <6723> [東証P]
7-9月期収益拡大予想を評価。
△マクセル <6810> [東証P]
第1四半期営業益45%増で通期計画進捗率29%。
△カシオ <6952> [東証P]
27年3月期業績予想を上方修正。
△高速 <7504> [東証P]
4-6月営業益が41%増で上限30万株の自社株買いも実施。
△ユナイテド海 <9110> [東証P]
郵船 <9101> によるTOB価格にサヤ寄せ。
▼Aバランス <3856> [東証S]
東証が7月31日付で監理銘柄(審査中)に指定。
▼ウネリー <5034> [東証G]
26年6月期営業益が下振れ着地。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)マクセル <6810>、(2)トーメンデバ <2737>、(3)カシオ <6952>、(4)ユナイテド海 <9110>、(5)リケンテクノ <4220>、(6)MIXI <2121>、(7)高速 <7504>、(8)三洋貿易 <3176>、(9)テクマト <3762>、(10)ルネサス <6723>。
値下がり率上位10傑は(1)日電硝 <5214>、(2)ファナック <6954>、(3)TOTO <5332>、(4)スミダコーポ <6817>、(5)三井E&S <7003>、(6)インフォMT <2492>、(7)明星工 <1976>、(8)三菱倉 <9301>、(9)椿本興 <8052>、(10)豊田合 <7282>。
【大引け】
日経平均は前日比607.12円(0.94%)安の6万3754.90円。TOPIXは前日比43.27(1.08%)安の3960.03。出来高は概算で28億2409万株。東証プライムの値上がり銘柄数は464、値下がり銘柄数は1060となった。東証グロース250指数は687.65ポイント(1.68ポイント高)。
[2026年8月3日]
株探ニュース