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前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

注目
2026年9月3日 5時20分

■住友鉱 <5713>  10,035円 (-1,310円、-11.6%)

東証プライムの下落率2位。住友金属鉱山 <5713> [東証P]が急反落。原油高によるインフレ懸念から世界的に金利上昇が加速するなか、金利を生まないゴールドの相対的な魅力低下が意識された。1日のニューヨーク市場で金先物相場は前日31日比85.1ドル安の1トロイオンス=4396.4ドルと3日続落。中心限月の清算値ベースで8月上旬以来の安値水準に沈んだ。銀や銅価格も足もと軟調な展開が続いた。これを受け、株式市場では非鉄株に売り圧力が強まり、2日は住友鉱をはじめ三井金属 <5706> [東証P]、三菱マテリアル <5711> [東証P]、DOWAホールディングス <5714> [東証P]が大きく値下がりした。

■松屋 <8237>  2,058円 (-218円、-9.6%)

東証プライムの下落率5位。松屋 <8237> [東証P]が急反落。1日の取引終了後に発表した8月度の売上速報で、銀座店と浅草店を合わせた銀座本店の売上高が前年同月比11.0%減となったことが嫌気された。前年8月は、25年5月に開店100周年を迎えた銀座店における継続的な来店促進プロモーションや館全体の売り上げを押し上げたラグジュアリーブランドの大型催事の開催があったほか、同年6月中旬にルイ・ヴィトン銀座店が大型リニューアルを終え外商顧客を中心に売り上げが堅調に推移したことなどがあり、その反動が大きかった。

■四国化HD <4099>  2,220円 (-171円、-7.2%)

四国化成ホールディングス <4099> [東証P]が続急落。1日取引終了後、既存株主による475万6000株の売り出しを実施すると発表した。需要状況に応じて上限71万3400株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う。売り出し価格は9~14日のいずれかの日に決定する。株式需給の悪化を懸念した売りが出た。なお、あわせて取得上限180万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.1%)、または40億円とする自社株買いの実施を発表した。売り出しによる株式需給への影響を緩和するため。

■Jフロント <3086>  2,791.5円 (-141.5円、-4.8%)

J.フロント リテイリング <3086> [東証P]が大幅安で4日続落。1日の取引終了後に発表した8月度の売上速報で、百貨店事業の売上高が前年同月比0.6%減と2ヵ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。外商売り上げは好調に推移したものの、免税売り上げが前年実績を下回ったほか、前年の万博会場売り上げの反動減や梅田店の売り場縮小によるマイナス影響が続いていることなどが影響した。

■ラクス <3923>  1,086.5円 (-54円、-4.7%)

ラクス <3923> [東証P]が大幅安で3日続落。1日の取引終了後に、保有する投資有価証券の一部を売却するのに伴い、投資有価証券売却益20億円(見込み)を27年3月期業績に特別利益として計上すると発表したものの、全般相場の軟調もあってこれに対する反応は限定的のようだった。なお、27年3月期業績への影響は売却益が確定次第開示するとしている。

■ワークマン <7564>  5,980円 (-260円、-4.2%)

ワークマン <7564> [東証S]が大幅反落。1日の取引終了後に発表した8月度の月次売上高速報で、既存店売上高は前年同月比17.0%増と連続2ケタ増で2ヵ月連続前年実績を上回った。これを受けて2日朝方は高く始まったものの、全般相場軟調のなか値を消す動きとなった。ワーキングウェアからカジュアルウェア、服飾小物に至るまで夏物商品が好調に推移したほか、新たに高機能モデルを展開したリカバリーウェアも堅調に推移した。なお、全店売上高は同21.6%増だった。

■FIG <4392>  1,111円 (-35円、-3.1%)

FIG <4392> [東証P]が続落。同社は1日取引終了後、グループのモバイルクリエイトが「新宿区施設窓口におけるキャッシュレス決済業務」に関する契約を結んだことを明らかにしており、これが株価の支えとなったようだ。これは、新宿区が区施設窓口37カ所に新たにモバイル型決済端末を配置し、各種手数料や使用料などの支払いにおける キャッシュレス決済の対応窓口を拡充するもの。なお、東京23区の自治体で同社グループのキャッシュレス決済サービスの導入は今回が初めてになるという。

■リンテック <7966>  5,350円 (-150円、-2.7%)

リンテック <7966> [東証P]が続落。1日の取引終了後に、8月20日付の取締役会決議で決定し、同日及び8月24日に発表した1243万6600株の売り出しと最大186万5400株のオーバーアロットメントによる売り出しに関して、売出価格が5335円に決定したと発表しており、これにサヤ寄せする格好となった。

■E・JHD <2153>  1,857円 (-47円、-2.5%)

E・Jホールディングス <2153> [東証P]が6日ぶり反落。1日取引終了後、子会社のエイト日本技術開発が、筑波大学発スタートアップのFullDepth(フルデプス、東京都中央区)と資本・業務提携したと発表した。これに対する株価の反応は限定的となった。インフラ維持管理分野に最適化した国産AUV(自律型無人潜水機)の共同開発と社会実装を進めていく。エイト日本技術開発はフルデプスに対し、約3億円を出資した。フルデプスは国産水中ドローンの開発・販売を手掛け、独自の水中制御技術や計測技術を基盤にインフラ点検や海洋調査分野で事業を拡大している。

■INPEX <1605>  4,051円 (-61円、-1.5%)

INPEX <1605> [東証P]が5日ぶり反落。米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の10月限が日本時間2日の取引で一時1バレル=92.30ドル近辺に上昇。1日の清算値(終値に相当)は4.46ドル高の90.22ドルと7月下旬以来の水準に買われていた。米中央軍は1日、「イラン革命防衛隊に対する攻撃を開始した」とSNSに投稿した。また、イランによる米軍駐留基地に対する報復攻撃も伝わっている。米国とイランの報復の応酬を受け、原油価格は上昇基調を強めたが、INPEXの株価は足もとの上昇に伴う利益確定売りで5日ぶりに反落した。

※2日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

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