「円高メリット」が3位にランク、一時1カ月ぶりの円高・ドル安水準をつけ関心高まる<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「円高メリット」が3位となっている。
日銀の高田創審議委員が2日の講演で「機動的な利上げが必要な新たな局面に入った」との認識を示したことをきっかけに、市場では連続利上げや利上げ幅拡大の可能性が意識されている。また、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が8月31日に同月21日に経営委員会を開いたことを明らかにしたことで、GPIFが基本ポートフォリオ(資産構成割合)を見直し、円資産を増やすとの観測が改めて浮上していることも円買いを促している。
加えて、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が2日の米CNBCのインタビューで「インフレは緩やかな低下傾向にある」と発言したことや、翌3日にウォラーFRB理事が講演で「今後発表される経済指標でインフレ圧力の鈍化が確認されれば、15~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを支持する」と述べたことで、米利上げ観測が後退したことも影響。ドル円相場は4日の東京市場で155円20銭台と約1カ月ぶりの水準まで軟化する場面があり、株式市場では円高の恩恵を享受できる銘柄への関心が高まっている。
主な円高メリット株としては、海外からの仕入れコスト低下が見込める神戸物産<3038>やニトリホールディングス<9843>といった小売り企業、燃料費の負担軽減が期待できる日本航空<9201>やANAホールディングス<9202>などの航空会社が挙げられる。