前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―
■クラスター <4240> 382円 (+80円、+26.5%) ストップ高
クラスターテクノロジー <4240> [東証S]がストップ高。前週末9日取引終了後、セイコーエプソン <6724> [東証P]との資本・業務提携を発表した。両社の技術や知見を活用し、インクジェットプリントヘッド関連部品をはじめとする高機能部品や次世代材料の開発を進める。エプソンの需要拡大に対応した安定供給体制の構築も目指すという。クラスターはエプソンに対する第三者割当増資として99万6677株(増資後の議決権ベースで14.91%)を割り当てる。これが材料視されたようだ。
■ショーケース <3909> 469円 (+80円、+20.6%) ストップ高
ショーケース <3909> [東証S]がストップ高。同社は13日、自社の「ProTech ID Checker」が、トレミール(東京都港区)が提供するモバイル機器レンタルサービスの本人確認に導入されたと発表。これが材料視されたようだ。ProTech ID Checkerは、銀行・証券口座の開設や携帯電話契約、古物買い取り、各種サービスの会員登録など、対面・非対面問わず幅広い場面で活用可能なトータルKYCサービス。今回の導入では、携帯電話不正利用防止法の改正に伴う本人確認方法の見直しに対応するとともに、レンタルサービスにおける適切な本人確認・与信管理を実現するための本人確認体制を整備したという。
■津田駒 <6217> 886円 (+150円、+20.4%) ストップ高
津田駒工業 <6217> [東証S]がストップ高。同社は13日午後3時、26年11月期第3四半期累計(25年12月-26年8月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比3.2%増の252億7100万円、営業損益は7700万円の黒字(前年同期は3億3100万円の赤字)、最終損益は1億2900万円の赤字(同5億5400万円の赤字)となった。第3四半期累計で営業損益は黒字転換を果たし、好感されたようだ。繊維機械事業では中国市場で高級スポーツカジュアル分野が好調に推移し、大型案件の受注が継続。産業資材分野ではAI半導体に用いられるICクロスの需要が高まり、ガラス織物用準備機の受注が好調だった。
■セキュアヴェ <3042> 681円 (+100円、+17.2%) ストップ高
カウリス <153A> [東証G]がストップ高。個人情報漏えいなどサイバー攻撃による被害が後を絶たず、関連銘柄への投資資金流入が加速している。モメンタム相場の典型で、急騰パフォーマンスが際立つなかその反動も警戒されたが、その観点からファンダメンタルズ比較での割高感に着目した貸株市場を通じた空売りも高水準に膨らんだ。
■ADプラズマ <6668> 5,630円 (+705円、+14.3%) ストップ高
アドテック プラズマ テクノロジー <6668> [東証S]がストップ高。前週末9日取引終了後、27年8月期連結業績予想について売上高を215億円(前期比54.8%増)、営業利益を53億円(同2.1倍)と発表した。5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。配当予想も50円(前期30円)とした。これを好感した買いが膨らんだ。なお、同時に発表した26年8月期決算は売上高が138億8400万円(前の期比9.5%増)、営業利益が25億6200万円(同41.7%増)だった。AI・クラウド関連投資の継続を背景にサーバー、データセンター向けの高性能半導体を中心とする先端半導体分野への設備投資が堅調に推移するなか、これを追い風に主力の半導体・液晶関連事業が大きく伸びた。
■東邦HD <8129> 3,975円 (+288円、+7.8%)
東証プライムの上昇率トップ。東邦ホールディングス <8129> [東証P]が3日続急伸。同社は1日、一部報道に対するコメントを公表し、このなかでPHCホールディングス <6523> [東証P]の買収を検討していることを明らかにしていた。だが、前週末9日の取引終了後に東邦HDは再びコメントを公表。成長戦略の実現のためのさまざまな施策の一つとして、PHCHDの買収に関する検討を行ってきたが、このたび本件に関する検討を終了することにしたと表明した。東邦HDの株価は1日以降、下押し圧力が掛かり、2日に年初来安値3524円を形成していた。買収検討終了の開示を受けて買い戻しが優勢となった。
■大有機 <4187> 5,110円 (+305円、+6.4%)
東証プライムの上昇率4位。大阪有機化学工業 <4187> [東証P]が続急伸。同社は前週末9日の取引終了後、26年11月期第3四半期累計(25年12月-26年8月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想の修正を発表。今期の売上高予想を従来の見通しから35億円増額して425億円(前期比17.2%増)、最終利益予想を14億円増額して66億円(同4.2%減)に引き上げた。期末配当予想は7円増額して50円に見直しており、評価されたようだ。ArFレジスト向けを中心に半導体材料が好調に推移する。子会社における高純度特殊溶剤の販売の伸長や、中東情勢の悪化によるコスト上昇分の価格転嫁の進展による影響も反映した。年間配当予想は93円(前期比18円増配)となる。第3四半期累計の売上高は322億9300万円(前年同期比21.0%増)、最終利益は53億2500万円(同55.0%増)だった。なお、同社は昨年12月に公表した半導体関連材料の新規設備建設について、着工を26年から27年に、完成予定を28年から29年に見直すとともに、設備投資額については約100億円から約200億円に変更すると発表した。建設資材や設備機器価格の上昇を踏まえるとともに、導入設備の内容を見直した結果、投資予定額が当初計画を上回る見込みとなった。
■住石HD <1514> 638円 (+38円、+6.3%)
住石ホールディングス <1514> [東証S]が3日ぶり急反発。前週末9日の取引終了後、27年3月期の連結業績・配当予想の修正を発表。今期の売上高予想を94億円から116億円(前期比8.8%増)に、最終利益予想を16億円から21億円(同20.4%減)に引き上げた。期末一括配当予想は15円から20円(前期比横ばい)に増額しており、好感されたようだ。9月中間期において石炭事業が底堅い需要を支えに収益が計画を上振れした。石炭価格が上昇基調で推移するなか、オーストラリアのワンボ社からの受取配当金も想定を上回ることとなり、中間期とともに通期の業績予想を見直した。通期の営業利益予想は据え置いた。
■OSG <6136> 3,861円 (+208円、+5.7%)
東証プライムの上昇率6位。オーエスジー <6136> [東証P]が4日ぶり急反発。同社は主に工作機械で使われる消耗工具を製造・販売しており、ねじ穴を作る工具タップでは世界トップクラスのシェアを有する。前営業日9日の取引終了後、26年11月期第3四半期累計(25年12月-26年8月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を1850億円から1930億円(前期比20.2%増)、営業利益を300億円から360億円(同77.1%増)、最終利益を210億円から240億円(同67.4%増)に引き上げた。同時に期末配当予想を15円増額の91円に修正しており、これらを好感した買いが集まった。年間配当予想は130円(前期は88円)となる。第3四半期累計は主要市場における需要が総じて底堅く、日本からの輸出販売が増加。特に航空・防衛関連、電子部品・ 半導体製造装置及びデータセンター向け、エネルギー関連、医療関連の需要が好調だった。加えて、タングステン価格上昇前に調達した原材料在庫の使用が想定以上に継続し、販売価格改定の効果が想定を超えた。過年度に課された米国関税に係る還付金の計上も利益を押し上げ、売上高1432億4500万円(前年同期比23.5%増)、営業利益275億4300万円(同2.0倍)、最終利益213億6400万円(同2.2倍)で着地した。同時に取得総数150万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.80%)、取得総額50億円を上限とする自社株買いを行うと開示しており、こちらも株価の支援材料となったようだ。取得期間は10月13日から11月30日まで。OSGは13日に東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で一部の自社株を取得。今後、今回取得した分を差し引いた株式総数と取得総額を上限とし、東証における市場買い付けを実施する。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、13日に100万株を1株3653円で取得した。
■竹内製作所 <6432> 7,650円 (+370円、+5.1%)
東証プライムの上昇率10位。竹内製作所 <6432> [東証P]が続急伸。同社は13日、27年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正したほか、自社株買いも発表しており、ポジティブ視されたようだ。通期の売上高予想は従来の見通しから170億円増額し2610億円(前期比15.9%増)、最終利益予想は56億円増額して315億円(同11.4%増)に修正した。最終利益は減益予想から一転、前期に続き過去最高益の更新を見込む。期末配当予想は25円増額して135円に引き上げた。年間配当予想は245円(前期比35円増配)となる。北米でデータセンター建設やエネルギーインフラ関連工事が好調に推移し、下期は強力な販売プログラムによってディーラー向け販売の拡大を想定する。オーストラリアの販売は上期は予想を下回ったものの、連結全体では米国関税の還付や円安効果もあって、収益が上振れする見込みとなった。8月中間期の売上高は1323億8300万円(前年同期比16.0%増)、最終利益は181億2900万円(同6.3%増)だった。自社株買いは総数220万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.8%)、取得総額150億円を上限とし、14日から来年2月19日までの間、実施する。
■アイスペース <9348> 395円 (+16円、+4.2%)
アイスペース <9348> [東証G]が大幅続伸。同社は13日午前10時ごろ、イタリアのエアロスペース・ロジスティクス・テクノロジー・エンジニアリング・カンパニー(ALTEC、アルテック)と月面探査ローバーの試験に関する協業に向けた覚書を締結したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。協業には、月面探査ローバーのプラットフォーム及び関連機器の機能試験、ミッションシミュレーション、オペレーターのリハーサルやサブシステム及びシステムレベルでの検証、妥当性確認、ならびに運用チームを対象とした訓練や認定プログラムなどが含まれる予定。また、月面探査技術、月面モビリティ、宇宙資源の活用に関する幅広い協力についても検討するとしている。
■パンパシHD <7532> 705.3円 (+27.2円、+4.0%)
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス <7532> [東証P]が大幅反発。総合ディスカウント店のドン・キホーテを展開するが、業績拡大トレンドを長きにわたって続けている。近年は伸び率こそやや鈍化しているものの、 インバウンド需要などを追い風に、売上高・営業利益ともに最高利益更新基調に変化が見られない。そうしたなか、同社は前週末9日、連続増収増益の世界最長記録としてギネス認定されたことを発表した。2026年6月期の連結業績は売上高が前の期比8.8%増収、営業利益は同7.7%増益だったが、これで1989年の1号店開業以来、37期連続の増収・営業増益となった。最近では「トイザらス」の日本事業買収を正式発表し話題となった経緯があるが、消費セクターの勝ち組としての位置付けで、機関投資家や個人投資家の見直し買いを誘発した。
■学研HD <9470> 1,043円 (+36円、+3.6%)
学研ホールディングス <9470> [東証P]が大幅続伸。9日にマージャーマーケットの有料会員向け英文記事において、学研HDが学研ココファンの売却に向けて入札プロセスを開始したとの報道があったことを受け、13日に学研HDはコメントを開示した。同社は「中期経営計画に掲げる事業ポートフォリオ再編の検討を進めるなかで、入札プロセスを開始したことは事実」と明らかにしており、事業の選択と集中に向けた取り組みの進展を期待した買いが入ったようだ。
■ツツミ <7937> 2,486円 (+80円、+3.3%)
ツツミ <7937> [東証S]が大幅続伸。13日午後2時ごろ、27年3月期の中間配当を5円増額の50円にすると発表しており、株主還元姿勢を好感した買いが入った。期末配当予想は70円で据え置いた。年間配当予想は120円(前期は115円)となる。
■テクマト <3762> 3,175円 (+90円、+2.9%)
テクマトリックス <3762> [東証P]が5日続伸。同社は13日午前10時ごろ、米ハルシオンとディストリビューター契約(販売店契約)を締結し、「Halcyonランサムウェア対策プラットフォーム」の販売を開始したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。これは、ランサムウェア特有の挙動を捉える防御機能に加え、EDR(エンドポイント検知・対応)の無効化を狙う攻撃への対策、二重脅迫防止、暗号鍵の捕捉と復号などを組み合わせることで、ランサムウェアの攻撃チェーン全体への対策を提供するもの。また、ランサムウェアに特化したランサムウェアオペレーションセンター(ROC)が24時間365日体制で脅威への対応を支援するとしている。
■リンガハット <8200> 2,376円 (+62円、+2.7%)
リンガーハット <8200> [東証P]が続伸。同社は長崎ちゃんぽん店「リンガーハット」を営む。前営業日9日の取引終了後、27年2月期第2四半期(3-8月)の連結決算を発表した。売上高が前回予想の231億7000万円から233億800万円(前年同期比4.1%増)、営業利益が9億円から11億1800万円(同41.6%増)、最終利益が4億7000万円から6億6700万円(同30.6%増)に上振れして着地しており、これらを好感した買いが集まった。経常利益及び最終利益は減益予想から一転して増益となった。また、中間配当は1円増額の7円に変更。年間配当予想は14円(前期は13円)となる。8月中間期はインバウンドや大型連休の影響により上向き傾向が続いた。また、今年2月に実施した価格改定や顧客ニーズを捉えた新商品の導入効果なども業績を押し上げた。なお、27年2月期の通期業績予想は売上高473億円(前期比4.9%増)、営業利益22億円(同55.1%増)、最終利益12億円(同30.5%減)の従来見通しを据え置いた。原材料・光熱費の高騰など厳しい事業環境が続いていることを理由に挙げた。
■ハードオフ <2674> 2,549円 (+62円、+2.5%)
ハードオフコーポレーション <2674> [東証P]が続伸。同社は「ハードオフ」をはじめとするリユース事業を手掛けている。13日午前9時45分ごろ、9月度の店舗売上高及び出店状況を発表した。国内直営店の既存店売上高は前年同月比8.8%増となり、15ヵ月連続で増収を継続していることを好感した買いが入った。
■INPEX <1605> 3,730円 (+90円、+2.5%)
INPEX <1605> [東証P]が続伸。12日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の11月限が前週末比1.89ドル高の1バレル=93.74ドルと上昇。一時94.36ドルまで買われた。イエメンの親イラン武装組織フーシが10~11日に、サウジアラビアの首都リヤドにある国際空港を攻撃した。これを受け、トランプ米大統領はサウジアラビアによるフーシに対する攻撃に米軍も参加する可能性を示唆した。中東情勢に対する緊迫感が高まり原油価格は上昇基調にある。このなか、石油関連株に買いが流入した。
■松屋フーズ <9887> 5,300円 (+120円、+2.3%)
松屋フーズホールディングス <9887> [東証P]が続伸。前営業日9日、松屋の一部商品の価格を13日午後3時から改定すると発表しており、株価の支援材料となったようだ。原材料費や人件費などの上昇を受けて実施する。各種セットを含む牛めし類全品を一律で20円値上げするほか、ソーセージエッグ定食や得朝牛皿定食などの価格も引き上げる。
■技研製 <6289> 1,984円 (+35円、+1.8%)
技研製作所 <6289> [東証P]が続伸。前営業日9日の取引終了後、26年8月期の連結決算の発表にあわせて、27年8月期の通期業績予想を開示した。売上高310億円(前期比9.1%増)、営業利益33億円(同7.8%増)を見込んでおり、好感した買いが集まった。建設機械事業、圧入工事事業ともに増収増益を達成する見通し。建設機械事業は国内で市場環境の厳しさが増すなか、新型機「SXシリーズ」の販売に注力し増収を目指す。海外では技研製から技術サポートなどを受けることができるGTOSS会員との協働体制を深化させ、各地域における圧入市場の拡大を加速する。圧入工事事業はドイツにおけるオペレーター付きレンタルの拡大やフィリピンにおける大型ODA案件を見込んでいる。なお、26年8月期は売上高が284億2400万円(前年同期比7.9%増)、営業利益が30億6200万円(同19.3%増)だった。
■古野電 <6814> 8,060円 (+130円、+1.6%)
古野電気 <6814> [東証P]が3日ぶり反発。前営業日9日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を1485億円から1580億円(前期比12.4%増)、営業利益を170億円から210億円(同29.3%増)に引き上げた。同時に年間配当予想を中間115円・期末95円の210円(前期は160円)と50円増額しており、好感した買いが集まった。主力の舶用事業の販売が堅調な市場環境を背景に想定を上回って推移。業績は部品価格の上昇による収益への影響を補って、前回予想を超える。想定為替レートを1ドル=153円から159円、1ユーロ=183円から184円に変更する。今回の修正により、経常利益及び最終利益は減益予想から一転、過去最高益を連続で更新する見通しになった。また、あわせて31年2月期の目標を開示。売上高1800億円(26年2月期は1406億1600万円)、営業利益率は15%以上(同11.6%)を目指すとしており、こちらも株価の支援材料となったようだ。8月中間期は売上高が799億1700万円(前年同期比16.4%増)、営業利益が128億6600万円(同38.3%増)となった。なお、8月中間期については当初予想から上振れして着地したことを今月6日に発表していた。
■オムロン <6645> 6,498円 (+103円、+1.6%)
オムロン <6645> [東証P]が続伸。13日朝方、産業用パソコンメーカーのオンロジックを傘下に持つ米インターロジックを買収すると発表した。独自の高精度制御技術をオンロジックのパソコンに組み合わせることで、次世代のフィジカルAIプラットフォームの開発を加速する狙いがある。6億7500万ドル(約1046億円)で株式100%を取得し、完全子会社化する。買収の実行日は2027年1月ごろの予定。これが手掛かりになったようだ。
■近鉄百 <8244> 1,912円 (+29円、+1.5%)
近鉄百貨店 <8244> [東証S]が3日ぶり反発。前営業日9日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。売上高を1160億円から1170億円(前期比6.7%減)、営業利益を56億円から62億円(同7.7%減)、最終利益を39億円から40億円(同7.8%増)に引き上げた。同時に期末一括配当予想を5円増額の25円(前期は20円)に変更しており、これらを好感した買いが入った。8月中間期は売上高が前回予想の570億円から573億6200万円(前年同期比8.3%減)、営業利益が27億円から30億1400万円(同15.0%増)、最終利益が17億円から22億2000万円(同38.0%減)に上振れして着地。前年同期に大阪・関西万博があった反動が出ているものの、百貨店事業で国内売上高及び免税売上高が好調に推移。特別損失に計上した改装に伴う固定資産等除却損等が前回予想から減少し、各段階利益が計画を上回る水準となった。また、下半期については中東情勢に起因する水道光熱費などのコストの増加が前回の想定を下回ると判断した。
■安川電 <6506> 4,840円 (+57円、+1.2%)
安川電機 <6506> [東証P]が3日ぶり反発。前営業日9日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結決算を発表した。8月中間期は売上高が2855億9800万円(前年同期比9.8%増)、営業利益が220億5800万円(同5.5%減)、最終利益が189億8800万円(同4.1%増)だった。ただ、足もとの第2四半期(6-8月)は売上高が1466億1600万円(前年同期比9.0%増)、営業利益が135億7200万円(同5.8%増)、最終利益が135億4300万円(同19.9%増)との計算になり増収増益を達成。データセンター及び半導体関連投資を中心とした需要拡大により、受注高は前年同期比38%増、前四半期比13%増の水準となった。四半期受注額は過去最高となっており、これらを好感した買いが優勢になった。8月中間期はロボット事業が大幅減益で着地。日本における基幹システム移行の影響で販売が減少したことや欧州で事業構造改革費用を計上したことが響いた。なお、モーションコントロール事業は基幹システム移行に伴う生産への影響を補い、大幅な増収増益を達成。ACサーボが半導体・電子部品関連や工作機械向けを中心に販売を伸ばしたほか、インバータがデータセンター用途や半導体製造装置向け、オイル・ガス関連向けで売り上げを伸ばした。なお、同時に通期業績予想を修正した。為替相場が円安水準で推移していることを受け売上高を5800億円から6000億円(前期比10.7%増)に引き上げた一方、営業利益は600億円から575億円(同21.5%増)に引き下げた。基幹システム移行による8月中間期の生産・出荷への影響などを織り込んだ。ただ、最終利益は470億円から475億円(同34.8%増)に変更。下半期の平均為替レートは4月10日公表の想定を見直し、1ドル=145円から155円、1ユーロ=170円から180円、1元=20円50銭から22円に修正する。
※13日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース