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前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

注目
2026年10月22日 5時20分

■GRCS <9250>  1,349円 (+300円、+28.6%) ストップ高

GRCS <9250> [東証G]がストップ高。20日の取引終了後に、相次ぐ不正アクセスや情報漏えいに備える「サイバーセキュリティ・ガバナンス特別相談窓口」を開設したと発表しており、これを好感した買いが入った。特別相談窓口は、リスクの全体像と具体的な対応策を明確化し、経営主導によるセキュリティの推進やガバナンス強化を支援するもの。自社・サプライチェーンに潜むリスクの「可視化」と「具体的な対応策」の提示やリソース配分(予算・人材)に関する「経営判断」の迅速化、経営ガバナンスと現場対策の一体化などをサポートするとしている。

■ウインテスト <6721>  242円 (+50円、+26.0%) ストップ高

ウインテスト <6721> [東証S]がストップ高。21日午後2時30分ごろ、中国Youibot Roboticsが開発・製造する自律走行搬送ロボット(AMR)製品を取り扱う産業用搬送ロボット販売事業に新規参入すると発表しており、材料視した買いが集まった。同事業ではウインテストが有する 半導体・電子部品関連企業を中心とした顧客基盤及び営業ネットワークを活用。新たな設備投資や固定費の増加を抑えつつ、事業領域の拡大と収益機会の創出を目指す。

■ククレブ <276A>  4,480円 (+700円、+18.5%) ストップ高

ククレブ・アドバイザーズ <276A> [東証G]がストップ高。SBI証券は20日、同社株の目標株価を1万3500円から1万7300円に引き上げた。投資判断は3段階で最上位の「買い」を継続した。同社は人工知能(AI)を活用した企業不動産(CRE)に関するソリューションの提供などを行っている。第4四半期(6-8月)実績は売上高が38億9000万円(前年同期比約6.6倍)、営業利益は5億4000万円(同7.2倍)だった。会社の四半期計画通りだが、前年同期比の伸び率は高く「好印象」と指摘。また、27年8月期の売上高は110億円(前期比57%増)、営業利益は22億円(同92%増)と中期経営計画を上回る見通しが示された。市場ニーズを捉えビジネスパイプラインは順調に拡大していることを評価している。同証券では、今期営業利益は24億9500万円を見込んでいる。

■ヴィアHD <7918>  119円 (+18円、+17.8%)

ヴィア・ホールディングス <7918> [東証S]が3日ぶり急反騰。20日取引終了後、27年3月期連結業績予想について純利益を3000万円から2億7000万円(前期5億1200万円の赤字)へ大幅に上方修正すると発表した。これを好感した買いが集まった。8月中旬以降の天候不順で客数が想定を下回った影響を織り込み、売上高については174億円から171億円(前期比1.8%減)へ下方修正した。ただ、人員配置の最適化や仕入れ・物流機能の集約、各種経費の見直しなどの取り組みが想定を上回るスピードで進展しており、これが利益を押し上げる。店舗の移転に伴う受取補償金を特別利益に計上することも寄与する見通し。

■クオリプス <4894>  7,000円 (+810円、+13.1%)

クオリプス <4894> [東証G]が続急騰。21日、同社が開発し、今年3月に条件・期限付きで厚生労働省から製造販売承認を受けたiPS細胞由来の心筋シート「リハート」に関し、これを用いた世界初となる手術を受けた患者が記者会見を開き、その内容が国内メディア各社を通じて伝わっている。報道によると、術後については良好で、22日に退院する予定だという。重い心臓病に向けたリハートを用いた治療の拡大に弾みがつくとの見方から、買い注文が集まったとみられている。

■リネットJ <3556>  1,010円 (+110円、+12.2%)

リネットジャパングループ <3556> [東証G]が続急騰。20日の取引終了後、子会社で小型家電リサイクル事業を手掛けるリネットジャパンリサイクルがLINEヤフー <4689> [東証P]と共同で、Yahoo!ショッピングにおける「買い替え回収」の実証を19日から始めたと発表しており、好感した買いが集まった。両社は小型家電の買い替え時に回収サービスを案内するマーケティングを共同で検証。家庭の使用済み小型家電を適正に回収・再資源化するモデルを構築することで、都市鉱山の活用を推進し、国内資源循環の拡大に貢献する。同事業は環境省「2025年度補正予算 都市鉱山回収量増加に向けた回収実証モデル事業」の一環として取り組まれる。なお、リネットJは前日にストップ高に買われていた。19日の取引終了後、JX金属 <5016> [東証P]子会社で非鉄金属や使用済みリチウムイオン電池(LiB)のリサイクル事業を営むJX金属サーキュラーソリューションズ、「佐川急便」のSGホールディングス <9143> [東証P]、スマートフォンの中古品などを取り扱う米PCSワイヤレスと資本・業務提携契約を締結したと開示したことが株価の刺激材料となっていた。

■GMO-GS <3788>  2,645円 (+220円、+9.1%)

東証プライムの上昇率2位。GMOグローバルサイン・ホールディングス <3788> [東証P]が続急伸。同社はID管理・認証サービス「GMOトラスト・ログイン」などを提供しており、セキュリティー関連の一角として物色意欲が強まったもよう。また、同社は21日、子会社のGMO AIコネクトと連携し、電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」において、AIエージェントとの連携を可能にする「AI Flowオプション」の提供を開始したことを明らかにしている。このオプションにより、普段利用している生成AIから「GMOサイン」に保管された契約書の検索・参照や署名依頼などが可能になり、契約業務の効率化を支援。AIと外部サービスを接続する共通規格「MCP」に対応し、契約業務へのAI活用を促進するとしている。

■ヘリオス <4593>  280円 (+22円、+8.5%)

ヘリオス <4593> [東証G]が3日ぶり急反発。21日、同社の細胞製造拠点「Healios/KOBE Cell Innovation Center」(KCIC)が入居予定のレンタルラボ「DP-Lab KOBE」が竣工したと発表しており、好材料視された。「DP-Lab KOBE」は、大和ハウス工業 <1925> [東証P]が神戸医療産業都市(KBIC)内に建設したレンタルラボで、最新設備の導入が可能な次世代型研究拠点として、バイオ・ライフサイエンス分野をはじめとする多様な研究開発ニーズに対応した施設。ヘリオスはグローバル市場に対応可能な細胞製造拠点であるKCICを整備し28年1月に稼働を開始する予定で、これによりCDMO(医薬品開発製造受託)事業を本格的に始動することから、中長期的な成長への寄与が期待されている。

■伊勢化 <4107>  4,015円 (+295円、+7.9%)

伊勢化学工業 <4107> [東証S]が急反発。同社が生産・販売するヨウ素はペロブスカイト太陽電池の主原料として知られている。パナソニック ホールディングス <6752> [東証P]が20日、開発を進めてきたガラス型ペロブスカイト太陽電池の本格量産を当初の予定から1年前倒しして29年4月から始めると発表したことをきっかけに、ヨウ素供給量において世界でも高いシェアを誇る伊勢化へ物色人気が向かったようだ。

■ダイナマップ <336A>  1,314円 (+80円、+6.5%)

ダイナミックマッププラットフォーム <336A> [東証G]が3日ぶり急反発。同社は21日の寄り前、グループ会社のダイナミックマッププラットホームノースアメリカ(DMPNA)が、北米の大学生を対象とするモビリティ技術開発コンペティションにスポンサーとして参画し、10大学のチームに高精度3次元地図データを提供すると発表。これを手掛かりとした買いが入ったようだ。AIやコネクテッド・自動運転システム、先進パワートレインなどを活用したモビリティソリューションの開発に取り組む4年間のコンペティション「EcoCAR Innovation Challenge」に参画する。同コンペティションのうち、ゼネラル・モーターズ <GM> が支援する「GM Track」に参加するジョージア工科大学など10大学に対し、高精度3次元地図データを提供し、自動運転技術の開発を支援する。

■Syns <290A>  1,214円 (+73円、+6.4%)

Synspective <290A> [東証G]が急反発。米スペースX <SPCX> が20日発表した26年7-9月期(第3四半期)の決算は、売上高が前年同期比で2.6倍と高成長を示し、1株利益とともに市場予想を上回る結果となった。最終損益は上場後初の黒字転換で、AI関連事業が力強く成長したほか、衛星通信部門も好調だった。なお、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はテスラ <TSLA> との経営統合に向けた議論を進めるため、特別委員会を設置したと明らかにしている。これらを背景に引け後の時間外取引でスペースXの株価は急伸。東京市場において宇宙開発関連株の選好姿勢を強める結果となった。

■山善 <8051>  1,949円 (+72円、+3.8%)

山善 <8051> [東証P]が5日ぶり大幅反発。同社は工作機械や工具を卸売りする生産財関連事業を主力とする。21日午後2時ごろ、27年3月期の連結業績予想を修正したと発表した。売上高を5850億円から6180億円(前期比14.0%増)、営業利益を150億円から179億円(同48.7%増)に引き上げており、業況を評価した買いが集まった。第2四半期累計(4-9月)の業績が前回予想から上振れして着地。生産財関連事業で半導体・AIやデータセンター、航空・宇宙、造船、防衛産業などの需要が想定を大きく上回る水準で推移した。加えて、現時点における海外生産財事業の受注残高及び有力引き合いの保有状況、製品調達の見通しなども踏まえ、通期業績予想を修正した。

■AIメカ <6227>  6,320円 (+230円、+3.8%)

AIメカテック <6227> [東証S]が3日ぶり大幅反発。20日の取引終了後に、筆頭株主である東京応化工業 <4186> [東証P]と合弁会社「Zero Newton Solutions」を設立すると発表しており、これを好感した買いが入った。パネルレベルパッケージ(PLP)用テンポラリーボンダー・デボンダーをはじめとする、次世代先端半導体パッケージ向け装置の事業化を加速するのが狙い。新会社「Zero Newton Solutions」は東応化51%、AIメカ49%の出資で10月31日に設立の予定で、AIメカにとって持ち分法適用関連会社となる予定だ。なお、同件による27年6月期業績への影響は軽微としている。

※21日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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