ギグワークスは買い戻しで急騰、5G関連で切り返し局面に突入
ギグワークス<2375>が急騰で一時値幅制限上限を視界に捉える16%高は973円まで買われる場面があった。エンジニア派遣やコールセンターコンサルなどの人材派遣ビジネスを主力展開、20年10月期第1四半期決算の低調に加え、新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした全体波乱相場に流され、2月下旬以降の1カ月で株価は3分の1以下に売り込まれた。しかし、時価総額の割に出来高流動性が高く、急落の背景には株券調達による売り仕掛けの動きも指摘されていた。目先はこの買い戻しと目先値ごろ感に目をつけた短期資金の攻勢で急速に出直る動きをみせている。業務内容は多彩でAI・IoTロボットなど新商材のフルフィルメントにも展開するほか、国内商用サービスが開始した次世代通信規格5Gでは、基地局工事の受託業務も手掛けている点などが注目されている。
株探ニュース