TSIHDが反発、来年3月にワールドと経営統合へ
TSIホールディングス<3608>が反発している。14日の取引終了後に、27年3月1日の予定でワールド<3612>と共同持ち株会社「インフィニティ・ユナイテッド」を設立し、経営統合すると発表したことが好感されている。
同じアパレル大手ながら両社のブランドポートフォリオは顧客層、販路、商材・価格などで重複が少なく、TSIHDグループのストリートやアメカジへ広がるブランド創造力と、ワールドグループの外販実績のあるプラットフォームや独自色の強いサーキュラーなどの事業基盤が補完関係にあることから、それぞれの特徴を持ち寄ることでより大きなシナジーを発揮できると判断した。ワールド株式1株に対して共同持ち株会社株式1株を、TSIHD株式1株に対して共同持ち株会社株式0.8株を割り当て交付する予定。なお、両社は27年2月25日に上場廃止となる予定で、インフィニティ・ユナイテッドは同年3月1日付で東証プライム市場に新規上場する。
またTSIHDは同時に、8月中間期連結決算を発表しており、売上高889億500万円(前年同期比34.4%増)、営業利益9億9500万円(同55.5%増)、純利益11億1700万円(同14.9%減)だった。6月以降の天候不順により夏物需要が伸び悩み、売上高・営業利益は従来予想を下回って着地したものの、純投資先の分配金などを受取配当金として計上したことで、最終利益は従来予想の7億円を大きく上回って着地した。なお、27年2月期通期業績予想は、売上高2000億円(前期比19.7%増)、営業利益75億円(同73.7%増)、純利益77億円(同96.6%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース