イビデンが利食いこなし新高値、AI向け高機能ICパッケージ基板の成長性を改めて評価
イビデン<4062>は上場来高値を更新。朝方の利食いをこなす形で底堅さを発揮している。同社は11日の取引終了後、26年3月期の連結決算発表にあわせ、27年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比20.1%増の5000億円、営業利益は同45.1%増の900億円、最終利益は同9.0%減の580億円を見込む。また、前期の期末配当に関して従来の予想から5円増額したうえで、今期の年間配当予想は35円(前期の年間配当は株式分割後ベースで30円)とした。AI半導体関連での主力製品の成長性が改めて意識される形となり、下落一服後に待機資金がすかさず流入した。
生成AI用サーバー向けの需要が引き続き好調に推移するなか、高機能ICパッケージ基板全体の成長を見込む。26年3月期の売上高は前の期比12.7%増の4162億100万円、最終利益は同89.0%増の637億1300万円だった。保有していた豊田自動織機<6201>株について、TOB(株式公開買い付け)に応募したことで特別利益が発生。遊休資産やイビデンフィリピンの固定資産に関する減損損失を補う形で大幅な最終増益となった。
株探ニュース