大陽日酸が急反騰、今期最終は38%増で最高益、1円増配へ
大陽日酸 <4091> が急反騰し、上場来高値を更新した。13日大引け後に発表した19年3月期の連結最終利益は前の期比15.6%減の412億円に落ち込んだが、続く20年3月期は前期比38.0%増の570億円に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。
今期は昨年12月に米プラクスエアから買収した欧州ガス事業、今年2月にリンデから買収した米HyCO事業の通期寄与などが収益を押し上げる。併せて、前期の年間配当を24円→25円(前の期は23円)に増額し、今期も前期比1円増の26円に増配する方針としたことも評価材料となった。
株探ニュース