伊勢化は大幅続伸、政府量産支援のペロブスカイト関連が投資マネー誘引
伊勢化学工業<4107>は大幅続伸している。同社はペロブスカイト太陽電池の製造に必要なヨウ素の供給を手掛けている。ペロブスカイト太陽電池の将来的な普及拡大に対する期待感は根強いものの、伊勢化株は2月に上場来高値8450円をつけた後は需給調整を余儀なくされ、7月31日の年初来安値3225円を形成。4000円を挟んだレンジ相場を続けている。そんななか、27日の日本経済新聞朝刊は「政府はリコーと長州産業(山口県山陽小野田市)に4年でおよそ1000億円を拠出し、普及に向けて規制を緩和する」と報じた。グリーントランスフォーメーション(GX)関連の補助金の対象に、リコーと長州産業を選ぶと伝えている。政府による量産支援策に関する報道がペロブスカイト関連株に対する投資マネーを誘引する格好となり、伊勢化の上昇に寄与したようだ。リコー<7752>や、ヨウ素の生産を手掛けるK&Oエナジーグループ<1663>も堅調に推移している。
株探ニュース