カイノスは後場カイ気配、関係強化でシスメックスへ自己株23万株を割り当て
カイノス<4556>は後場カイ気配。同社はきょう午後0時30分に、シスメックス<6869>と相互の事業拡大を目的とした基本合意書及び株式引受契約書を締結し、シスメックスを処分先とする第三者割当による自己株式の処分により、23万株を割り当てると発表した。これにより、シスメックスは議決権割合5.17%の第5位株主となる見通し。
従来から取引があり、国内外で臨床検査薬業界を牽引する企業の一つであるシスメックスとの良好な協業関係の強化・発展を行うことが、中長期的な企業価値の向上に資すると判断したという。今回の自己株式の処分による差引手取り概算額は2億5000万円で、先に実施した自己株式取得で減少した手元資金の補てんとして充当するほか、診断薬製品の開発や生産設備の拡充に資金を活用する予定としている。
株探ニュース