DICは後場S高カイ気配、26年12月期業績・配当予想の上方修正と自社株買い発表を好感
DIC<4631>は後場に入りストップ高の5378円でカイ気配となっている。正午ごろに26年12月期の連結業績予想について、売上高を1兆1000億円から1兆1400億円(前期比8.3%増)へ、営業利益を560億円から780億円(同49.4%増)へ、純利益を330億円から480億円(同48.4%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を70円から80円へ引き上げ年間配当予想を150円としたことが好感されている。
旺盛なAI半導体需要などを背景にデジタル分野における高付加価値製品の出荷を伸ばしたことや、印刷インキやコーティング用樹脂の一部製品について、海外を中心に中東情勢の長期化を見越した顧客による在庫積み増しの動きが見られたことが要因。また、各セグメントにおいて原料価格高騰に対する速やかな価格対応やコスト管理の徹底に努めていることも寄与する、なお、同時に発表した6月中間期決算は、売上高5929億8300万円(前年同期比13.3%増)、営業利益518億5000万円(同92.2%増)、純利益371億8700万円(同2.8倍)だった。
同時に、上限を280万株(自己株式を除く発行済み株数の2.96%)、または100億円とする自社株買いを実施すると発表したことも好材料視されている。取得期間は8月12日から12月30日までで、株主還元方針である「総還元性向40%以上」を着実に実行することが目的としている。
株探ニュース