コニカミノルタが大幅続落、22年3月期営業損益が一転赤字に下振れ
コニカミノルタ<4902>が大幅続落している。27日の取引終了後、集計中の22年3月期連結業績について、営業損益が120億円の黒字から230億円の赤字(前の期162億6600万円の赤字)へ、最終損益が15億円の黒字から275億円の赤字(同152億1100万円の赤字)へ下振れたようだと発表しており、これが嫌気されている。
売上高は9000億円から9100億円(前の期比5.4%増)と上振れたものの、新型コロナウイルス感染症や半導体供給逼迫、物流の混乱などの影響により、事務機事業が計画を下回った。また、ドイツ子会社の買収などに伴うのれんの減損損失約109億円を計上したほか、米子会社の売掛金の回収見込み額が約92億円減少することも響いた。
株探ニュース