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株式会社Rebase:2026年3月期通期決算説明会文字起こし(9)

材料
2026年5月29日 12時09分

Rebase<5138>

【質問】

昨今、上場企業で不正送金や不正アクセスの事案が相次いでおりますが、御社の対策状況についてお聞かせください。

【回答】

ご質問いただきありがとうございます。ご指摘の通り、昨今、上場企業において第三者による不正な送金指示や、開発・運用環境への不正アクセスを起因とする資金流出、情報漏洩などの事案が複数公表されており、当社としても重要なリスクの1つであると認識しています。当社ではこうした事案の発生を踏まえ、改めて送金にかかる承認フローの厳格化や、複数チャネルによる送金指示の真偽確認、さらには開発・運用環境へのアクセス管理について、同様の事案を発生させないよう点検と対策に努めています。また、従業員に対するセキュリティ教育や、不審な指示を受けた場合のエスカレーションルールについても、継続的な見直しや徹底を行っている状況です。

【質問】

グロース市場における新たな上場維持基準について、今後どのように企業価値の向上を実現されるお考えか、お聞かせください。

【回答】

ご質問いただきありがとうございます。なすべきことは明確であると考えています。今後もしっかりと業績を伸ばし、株主の皆様をはじめとした様々なステークホルダーの皆様からの期待にしっかりと応えられるよう、邁進・精進していくだけであると考えています。

【質問】

業績成長の鈍化は市場自体の成長が頭打ちになっていることの表れではないでしょうか。マーケットの成長性についてのお考えをお聞かせください。

【回答】

ご質問いただきありがとうございます。まず、当社の業績も市場全体も、継続して成長を続けています。シェアリング市場全体についてお話ししますと、例えばカーシェアなどは、今では日常の中で目にする機会が非常に増えているかと思います。スペースの領域においても同様に、このシェアリングという仕組みは今後さらに広がっていくと考えています。個人でわざわざアセットを保有する必要がなく、使いたい時に使いたい分だけ使えることこそが、シェアリングの最大のメリットであり、時間単位で柔軟にアセットへアクセスできることに対するニーズは、今後も十分に拡大していくと確信しています。

【質問】

売上高は前期比13%増の21億8,100万円となった一方、営業利益は前期比80%減の9,700万円となっていますが、今回の利益水準低下はどこまでが一過性投資で、どこまでが今後も継続する費用構造の変化と見れば良いでしょうか。

【回答】

ご質問いただきありがとうございます。移転に伴う一時費用のほかに、家賃やオフィスの減価償却費などの固定費の増加は一過性であると考えています。広告宣伝費の効率化と合わせて、新規ユーザーの獲得や検索エンジン以外の集客チャネルの確立をどれだけ早期に実現できるかが、今後の費用構造やトップラインに大きく影響してきます。

そのほかにも、インスタベースにおける新しい施策を進めており、これらが売上高にどこまでしっかりと寄与できるかという点も重要です。当然、これらが寄与していけば売上高の向上とともに、利益率の改善にもつながっていくと考えています。

【質問】

投資フェーズを継続する中で、利益率を再び引き上げるタイミングはどのように考えていますか。

【回答】

ご質問いただきありがとうございます。2026年3月期と2027年3月期については、積極的な投資フェーズであると考えています。2028年3月期以降は、2025年3月期までと同等の利益率水準を目指しています。しかし現在は、AIをはじめとして世の中で様々な変化が起きている時代です。このような不確実性の高い時代だからこそ、しっかりと守るべきところを守る準備を怠らないことは当然としつつ、様々なリスクと同時に多くのチャンスも存在していると捉えています。そのため、消極的になることなく、積極的にチャンスを見出していく動きが必要不可欠であると考えています。足元ではそのようなスタンスを大切にしながら、しっかりと事業を成長させていく所存です。

【質問】

広告宣伝費は、通期で前期比2億5,200万円増え、対売上高比率28%と大きく増加していますが、投下したマーケティング施策のうち、すでに費用対効果が見えているチャネルと検証段階のチャネルを分けて教えてください。

【回答】

ご質問いただきありがとうございます。SNSなどを活用した潜在層向けのマーケティングについては、すでに費用対効果が見えています。その一方で、より広範囲に向けた、いわゆる「認知の獲得」を目的とした認知広告については、まだまだ検証段階にあると考えています。

【質問】

法人利用向けの「instabase for Business」を開始していますが、法人利用の獲得によって、利用頻度、平均単価、リピート率のどの指標に最もインパクトを期待していますか。

【回答】

ご質問いただきありがとうございます。法人利用の獲得は、利用頻度に最も大きなインパクトがあるのではないかと期待しています。ビジネス利用は日々日常的に行われるものであるため、ここをしっかりと獲得できることは利用頻度の向上に直結すると考えているからです。外出先でのワークボックスの利用や、その他のレンタルスペースの活用、さらにはテレワークの一環として自宅近くのワークスペースを利用してもらうなど、法人利用が増えることによって日常的な利用頻度が高まっていくと考えています。

その一方で、現時点では全体から見ればまだ多くはありませんが、高単価の利用も以前に比べて確実に増えてきています。ここをしっかりと伸ばしていくことで、平均単価の向上にも当然貢献するものと考えています。

また、法人利用をさらに増やしていくことは、ビジネス利用をきっかけにインスタベースを認知してくださる方々の増加にもつながります。これは認知度の向上だけでなく、より多くのマジョリティの方々が日常的にインスタベースを使っているという、私たちが目指す世界観の実現にも寄与する重要な取り組みであると考えています。

株式会社Rebase:2026年3月期通期決算説明会文字起こし(10)に続く

《HN》

提供:フィスコ

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