「セラミックコンデンサー」が16位にランク、AIデータセンター拡大でMLCCに関心<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「セラミックコンデンサー」が16位となっている。
人工知能(AI)の計算処理やデータ解析に特化したAIデータセンターが急速に拡大するなか、市場では積層セラミックコンデンサー(MLCC)の需要が増大するとの見方が広がっている。AIサーバーは一般的なサーバーに比べて多くのMLCCが搭載されるためだ。
MLCCとは、電気回路に使われている素子のひとつで、半導体集積回路の働きをサポートするもの。小型でありながら高電圧への対応や高周波特性、長寿命といった優れた特長を持ち、スマートフォンや車載機器、5G通信機器、AIサーバーなど幅広い分野で採用されている。
太陽誘電<6976>は5月8日に開催した決算説明会で、27年3月期のMLCCは10%程度の能力増強を計画していることを明らかにした。稼働率は26年3月期第4四半期が85%弱で、足もとでは受注の強さにより90%程度に上昇しており、今期の第2四半期以降は95%前後になる見通しだという。
村田製作所<6981>は4月30日の決算説明会で、28年3月期までの2年間でMLCCに約800億円を追加で投資することを表明。「中期方針2027」で掲げている設備投資計画6800億円を超過しても実行するとしている。
このほかでは、TDK<6762>、京セラ<6971>、日本ケミコン<6997>などがMLCCを展開。MLCC添加向けジルコニウム化合物を供給する第一稀元素化学工業<4082>、MLCCに使用される高純度炭酸バリウムを提供する日本化学工業<4092>、MLCC向けの微粒子誘電体材料を扱う戸田工業<4100>、MLCC製造で使われるセラミック製品を手掛けるニッカトー<5367>なども関連銘柄として挙げられる。