小森がマド開け急伸、配当予想の増額修正と半導体製造分野での企業買収をポジティブ視
小森コーポレーション<6349>がマドを開けて急伸。2008年以来の高値圏に浮上した。同社は29日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、配当予想の増額修正を発表した。中間配当と期末配当の見通しをそれぞれ50円(従来予想は中間35円、期末40円)に見直した。半導体製造分野での企業買収も発表し、これらを好感した買いが集まった。
年間配当予想は前期比30円増配の100円となる。4~6月期の売上高は230億9800万円(前年同期比2.5%増)、最終利益は5億2600万円(同23.2%増)となった。欧州市場での紙器印刷機の販売が順調だったほか、印刷後加工機の欧州圏からの輸出が伸長。中華圏市場ではパッケージ分野での大手顧客に向けたオフセット枚葉印刷機の販売が堅調に推移した。同時に小森は半導体製造装置向けチラー(恒温循環装置)の開発・製造などを手掛ける丸山チラー(東京都八王子市)の株式を取得し、完全子会社化すると発表した。取得価額はアドバイザリー費用などを除き260億円。
株探ニュース