ファストリは軟調、27年8月期は事業益16%増を計画・年間配当は50円増配も
ファーストリテイリング<9983>は軟調に推移している。8日の取引終了後、26年8月期の連結決算の発表にあわせて、27年8月期の通期業績予想を開示した。売上高は4兆4500億円(前期比12.3%増)、事業利益は8300億円(同15.5%増)、最終利益は5600億円(同3.2%増)を見込んでいるものの、物足りなさを意識した投資家の売りが優勢になっているようだ。年間配当予想は中間・期末各450円の合計900円(前期は850円)に増配。為替レートについては1ドル=156円20銭、1ユーロ=181円80銭、1元=22円50銭を前提とする。
海外ユニクロ事業は全ての地域で2ケタ増益を達成する見通し。グレーターチャイナは中国大陸での事業構造改革を継続的に進める。韓国、東南アジア・インド・豪州地区と北米、欧州では売上高を2ケタ伸ばすことで、固定費比率などを改善する。国内ユニクロ事業の事業利益は前年同期並みとみる。既存店売上高は2%の増収を見込むものの、調達に使用する為替予約のレートが円安となり、原価率が上昇する。
なお、26年8月期は売上高が3兆9633億8900万円(前の期比16.6%増)、事業利益が7184億9900万円(同30.4%増)、最終利益が5425億1600万円(同25.3%増)だった。
株探ニュース