「ロボット」関連の人気上昇、中国中心に「爆買い」の様相で関連銘柄へ関心高まる<注目テーマ>

特集
2018年1月17日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 電線地中化

2 全固体電池

3 人工知能

4 電気自動車関連

5 仮想通貨

6 カジノ関連

7 ブロックチェーン

8 ロボット

9 量子コンピューター

10 半導体

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ロボット」が8位となっている。

今年に入り、改めて人気が高まっているテーマの一つだ。ファナック<6954>は16日まで8連騰となったほか、安川電機<6506>も下げたのは10日の1日のみで、関連銘柄への物色人気が高まっている。

産業用ロボットの需要が好調なことがこの背景にある。中国を中心に人手不足や賃金高騰で工場の自動化ニーズが拡大。昨秋には需要の失速懸念もささやかれていたとは思えないほど、今では「爆買い」の様相を呈しているという。

日本ロボット工業会は12日、18年の産業用ロボットの生産額(非会員を含む)が前年比で1割増え、初めて1兆円に達する見通しだと発表した。また、ロボット市場は当面、年15%成長が期待できるとの見方もあり、業界は好況を享受しそうだ。

前述の2銘柄のほかにも、新興市場におけるロボット関連の代表格ともいえるハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、ヒーハイスト精工<6433>なども今週に入って堅調な動きとなっており、関連銘柄からは当面、目が離せない状況のようだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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