「アップル」関連へ警戒感が台頭、新型iPhone販売不振を懸念<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「アップル」がランキング18位に入っている。
米アップルの株価が軟調に推移している。今月13日には一時185.93ドルをつけ、先月3日に記録した233.47ドル高値から下落率は2割に達した。今夏には時価総額が1兆ドルに乗せたが、足もとでは9200億ドル前後に落ち込んでいる。新型iPhone「XR」の販売が伸び悩んでいるとの懸念が台頭し、市場には警戒感が膨らんだ。アップル向け部品を製造する米レーザーセンサーメーカーのルメンタム・ホールディングスが、業績見通しの下方修正を行った。また、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業なども新型iPhoneの生産ライン増設計画を中止するように要請されたと報道された。
これを受け、日本のアップル関連株にも警戒感が台頭し、株価は上値が重い展開となっている。村田製作所<6981>やアルプス電気<6770>、TDK<6762>、ジャパンディスプレイ<6740>、日本航空電子工業<6807>、日東電工<6988>などの動向に注意したい。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)