東京金見通し:続伸、直近高値更新なるか

市況
2020年4月7日 8時20分

TOCOM金 21年2月限・夜間取引終値:5805円(前日日中取引終値比↑117円)

・想定レンジ:5750円-5900円

7日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年2月限)は続伸が予想される。政府が本日閣議決定する緊急事態宣言はすでに織り込んでいる感があり、市場の反応は限定的とみられる。一方、事業規模で108兆円という国内総生産の約2割に相当する過去最大規模の経済対策はポジティブに捉えられると考えられよう。新型コロナの感染者数のピークアウトの兆候を好感して、前日の米国市場ではNYダウなどが大幅高となり、ナイトセッションでの東京金先物も5805円と大きく上伸してきている。テクニカル的にも上値追いを期待できる形になっており、ここ数日の株式を中心としたリスクアセットの上昇と並行した金価格の推移を考慮すれば、直近高値である5849円(3月25日)を更新してくる可能性があろう。

《YN》

提供:フィスコ

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