【今週読まれた記事】決算発表ピークに向け準備万端“上方修正”候補を探せ
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は5月2日から8日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
緊急事態宣言の下、異例づくしの連休となりました。例年なら帰省にレジャーにと大規模な消費が行われているこの期間、テレビには閑散とした街や観光地の様子が映し出され、改めて新型コロナウイルスが経済に与えている影響の大きさを感じずにはいられません。来週ピークを迎える3月期決算発表でも多くの企業が今期業績予想を非開示としており、コロナ終息までは見通しの立たない状況が続きます。
そうしたなか、日経平均株価は再び2万円台を回復。2月下旬から3月中旬にかけて起きた暴落から半値戻しも達成し、戻り相場の様相を見せています。“半値戻しは全値戻し”の格言もありますが、訪れるかもしれない2番底、3番底に対する警戒を解くわけにはいきません。様々な状況を想定して相場に臨む必要があります。
株探ではゴールデンウイークの連休中、多くの識者による今後の展望を配信しました。「日経平均はいったん2番底を探りにいった後は本格的な戻り相場を形成し、年末までに2万3000円台を目指すというコースが有力」と予想するのは、「ストラテジスト馬渕治好氏に聞く年後半相場 <GW特集>」で見通しを伺ったブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏。2番底についても「3月下旬の安値水準(1万6300円台)を再び試しにいくような下落は見込んでいない」と、コロナショックの最悪期は既に脱したとの認識を示しました。
SBI証券シニア・マーケットアドバイザーの雨宮京子氏による「雨宮京子が読むショック相場の行方 ポイントは『Withコロナ!!』 <GW特集>」では、「コロナショックで下落した相場は底を打った」との想定の上で「緊急事態宣言が続くなど日本の回復は、世界の中で周回遅れになりそう。その分、出遅れる可能性が高い」と指摘。「中・長期で考えるならば、もたつきは拾い場になりそうだ」と、リバウンド相場に乗り遅れた投資家にとってはチャンスとも述べています。
そのほか、景気循環のサイクルや大恐慌時の株価データを使ってコロナショックによる経済危機の規模・期間を予想したリポート「100年に一度の経済危機『大封鎖』に打ち克つ! <GW特集>」も多くのアクセスを獲得しました。筆者の若桑カズヲ氏は株探プレミアム専用記事「需給で読み解く株式市場」を連載中。8日に「【需給で読み解く株式市場】 ─ FRBは未曾有の危機を封じ込められるのか」を配信し、こちらも多くの方に読まれています。
更に、<GW特集>では株式市場だけではなく為替やコモディティの展望についても特別コラムを配信。定番から特別編まで読み応えも十分です。どの記事もお見逃しなく。
【杉村富生の短期相場観測】 ─マーケットには強気の声が台頭しているが…?
【植木靖男の相場展望】 ─ 好材料の綱引きは連休明けに雌雄決するか
【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 経済再生と雇用回復期待を先取る!
武者陵司 「コロナパンデミックは歴史を推し進め、株価を押し上げる(前編)」 <GW特集>
武者陵司 「コロナパンデミックは歴史を推し進め、株価を押し上げる(後編)」 <GW特集>
富田隆弥のチャート倶楽部スペシャル 「彼岸底の次はセルインメイ、急がず低位株を待ち伏せ」 <GW特集>
原油・貴金属はロックダウン緩和で実需回復か?未曾有の災厄で燻る懸念 <GW特集>
株探で配信した「ゴールデンウイーク特集」の一覧は以下からご覧いただけます。どの記事もお見逃しなく。
3月期決算発表の集中期間が来週ピークを迎えます。今期業績見通しを非開示とする企業が多いなか、相対的に“前期実績を上方修正”する企業に大きな注目が集まっています。今週のアクセスランキングトップを獲得したのは、株探プレミアム向けコンテンツである「業績修正履歴」を駆使して上方修正する企業を予想した「連休明けに期待高まる、20年3月期『上方修正』候補 26社選出 <GW特集>」となりました。上方修正はサプライズとなりやすいため株価上昇の期待値も高く、事前に予想できれば強力な武器となります。この記事を「業績修正履歴」の活用サンプルとしてもお役立てください。
決算発表関連の記事では、21年3月期の経常益が最高益を更新する見通しを示した企業をリストアプした「前半戦速報、21年3月期【最高益】銘柄リスト 17社選出 <GW特集>」も上位入りとなっています。そのほか、定番人気の<割安株特集>に加え、今年前半戦の“急騰銘柄”をランキングした「今年前半の【急騰】材料株 ベスト50 <GW特集>」も多くの方に読まれました。銘柄選定の参考になさってください。
5万円以下で買える、財務健全・低PBR 16社【東証1部】編 <GW特集>
5万円以下で買える、財務健全・低PBR 13社【2部・新興】編 <GW特集>
アクセスランキング2位、3位には「アフターコロナに照準! 年後半相場をリードする重要3テーマ大検証 <GW特集>」の3記事中2記事がランクインしました。コロナ関連と一口に言っても、2月頃のそれと比べ大きく様変わりしています。今年後半戦で注目されるのは“コロナ治療薬”、そして“コロナ終息後の世界をリードするテーマ”です。世界中が待ち望むコロナ治療薬は言うに及ばず、投資家の目は既に“アフターコロナ”にも向けられています。記事ではこれらのテーマを詳細にリポートし、多くの方に読まれました。
アフターコロナに照準! 年後半相場をリードする重要3テーマ大検証 その1 テレワーク・5G <GW特集>
アフターコロナに照準! 年後半相場をリードする重要3テーマ大検証 その2 コロナ薬 <GW特集>
アフターコロナに照準! 年後半相場をリードする重要3テーマ大検証 その3 大統領選 <GW特集>
そのほか、“日本株に対する最大の買い手”である日銀のETF買い入れ方法が変更になったことで、市場にどのような影響があるのかを追った「日銀『ETF買い』最新事情 買い入れ上限“12兆円倍増”インパクトの行き先 <株探トップ特集>」が、連休明け7日の配信にもかかわらず大きな反響を呼び、上位ランクインとなりました。また、以下の記事も多くの方に読まれました。
「5G」が3位にランク、アフターコロナの有望テーマとして関心高い<注目テーマ>
巣ごもり長期化で増えるのは? 脚光“家計防衛”関連株 <株探トップ特集>
株探プレミアム専用記事は、前述した「需給で読み解く株式市場」に加えてもう1記事、「新高値ブレイク投資術」で億り人となった“DUKE。”さんに緊急インタビューした「すご腕投資家・DUKE。さんに聞く『コロナ相場を乗り切る技』-最終回」を配信しました。DUKE。さんは今回のような暴落相場の後こそ、これから大きく伸びるお宝株を探すチャンスと見ています。そうした銘柄を探すポイントはどこにあるのでしょうか。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。
また、株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだお試しでない方はぜひ無料体験で必読の専用コラムをお読みください。この欄には書ききれない数多くの魅力的な機能については、リニューアルして見やすくなった「株探プレミアムのご紹介」ページでご確認ください。ご加入をお待ちしております。
株探では決算発表の集中期間中、通常配信している【サプライズ決算】を16時に<速報>、18時に<続報>の2本配信します。更に、株探プレミアム会員向けには『サプライズ決算』を“超速報”として、15時10分と15時40分に配信します。引け後の材料をまとめてチェックできる定番人気記事「明日の好悪材料」と共にぜひ投資の参考にお役立てください。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月1日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (5月7日発表分)
その日一日の株式市場を総括し、翌日の戦略を指南する「明日の株式相場戦略」。一日の流れを整理するのにも大変有効な記事です。ぜひご活用ください。
来週の株式相場戦略=半値戻しから一段高探る、緊急事態解除を意識も
株探ニュース