【今週読まれた記事】狙え“テンバガー”! IPO沸騰の9月
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は8月29日から9月4日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
今週の日経平均株価終値は前週比322円高の2万3205円。安倍首相の辞任表明によって全体相場は波乱が懸念されましたが、蓋を開けてみると週明け寄り付きから2万3000円大台を回復、その後9月3日には2万3580円の高値をつけるなど堅調な展開となりました。
<相場観特集>で見通しを伺った東洋証券ストラテジストの大塚竜太氏は「コロナ禍で解散総選挙もやりにくく、衆院議員の任期満了まで安倍政権の踏襲という形となり、その意味で株式市場の上昇トレンドを妨げることにもならない」と、政策の急転換はなく株高の流れは継続するとみています。「【村瀬智一が斬る!深層マーケット】 ─ 『安倍首相退陣も経済再開の方向性は変わらず、仕切り直しへ向かうマーケット』」の村瀬氏は辞任表明当日の8月28日執筆の記事で「政治に関わるニュースフローなどには敏感に反応しやすい地合いが想定される。一方で、急落局面で冷静に押し目を拾う動きもみられ、センチメントはそれほど悪化していないだろう」と指摘しています。
安倍首相の辞任が報じられた8月28日に緊急配信した「緊急特集『アベノミクス相場』去りし後、辞意表明と600円急落の意味するもの <株探トップ特集>」は今週も多くの方に読まれ、アクセスランキング4位を記録。市場が固唾を飲んで見守る総裁選の行方や解散総選挙の可能性についてリポートしました。
そのほか相場コラムでは多くの筆者が安倍首相の辞任について触れています。なかでも安倍政権の功績をまとめた武者陵司氏の「ポスト安倍は『安倍』」は多くのアクセスを集め人気となりました。様々な角度から論じられる各氏の意見をぜひ参考になさってください。
【杉村富生の短期相場観測】 ─「安倍退陣」によって、日本はどこに行くのだろうか?
【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 復活の夜明けが近づく「Go To キャンペーン」関連株
【和島英樹のマーケット・フォーキャスト】 ─ 存在感強める、日本を牽引する“500型”企業
富田隆弥の【CHART CLUB】 「新型コロナで変わる不動産事情とライフスタイル」
大塚竜太氏【日経平均急反発、安倍政権終焉で相場は変わるか】(1) <相場観特集>
鈴木英之氏【日経平均急反発、安倍政権終焉で相場は変わるか】(2) <相場観特集>
直近IPO銘柄に市場の関心が集まっています。3月、4月は公開価格割れや上場中止など波乱が続きましたが、6月からはIPO人気が復活、公開価格から10倍高となる“テンバガー”も出現しています。今週のアクセスランキングトップを獲得したのは「人気沸騰のIPO市場、テンバガー出現で物色機運高まる <株探トップ特集>」。IPO市場の現況をリポートし、9月IPOから注目銘柄をピックアップして多くの方に読まれました。
次点は「AI・IoTで高次化、進撃の『ロボット関連』最強の銘柄選択 <株探トップ特集>」。ロボットやドローンといった無人化・省人化テクノロジーは、新型コロナウイルス後の“ニューノーマル”においてますます重要度を高めています。記事ではそんなロボット分野に注力する有力企業から5銘柄を選出。多くの支持を集めました。
投資テーマ関連ではそのほか、先週人気となった「成長エンジン始動、量産化加速の『全固体電池』関連株を追え <株探トップ特集>」が2週連続の上位ランクイン。以下の記事もランキング上位入りしています。
アベノミクスの落とし子「国土強靭化」、台風シーズンで“豪雨関連”に刮目 <株探トップ特集>
押し寄せるバッタの大群を迎え撃て!出番到来の「蝗害」対策関連株 <株探トップ特集>
脚光「プライバシーテック」、DX加速と個人情報保護強化で商機 <株探トップ特集>
「台風対策」が21位、台風への警戒高まるなか関連株に関心向かう<注目テーマ>
「全固体電池」が4位、EV向けで注目される次世代電池の筆頭候補<注目テーマ>
「選挙関連」が2位にランク、安倍首相の辞任受け注目度高まる<注目テーマ>
スクリーニング記事では、4-6月期に(第1四半期)に経常利益ベースで“利益倍増”を達成した3月期決算企業にスポットを当てた「コロナ禍の4-6月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第4弾〕 <成長株特集>」が上位ランクイン。4-6月期の経常利益や進捗率から“上方修正”する可能性が高い企業をピックアップした「上方修正“先回り”、20年9月上期【業績上振れ】候補〔第1弾〕 <成長株特集>」も、週半ばの配信にもかかわらず上位入りとなっています。<割安株特集>では高利回りランキングの「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 9月2日版」が多くの方に読まれ多くのアクセスを獲得しました。銘柄選択の参考に、以下の記事もご覧ください。
9月配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 「東証1部」編 <割安株特集>
9月配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 「2部・新興他」編 <割安株特集>
5万円以下で買える、低PBR&低PER 15社 【東証1部】編 <割安株特集>
5万円以下で買える、低PBR&低PER 15社 【2部・新興】編 <割安株特集>
株探プレミアム専用コラムは、今週は2記事を配信。「目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技~レブルさんの場合」の第2回「そんなことも知らないのと言われた『ダウ理論』で、ソフトバンクG株にリベンジ」は、テクニカル分析の代表的手法“ダウ理論”の考え方を詳しく解説します。レブルさんはテクニカル分析を重視する理由を「ファンダメンタルズ派の行動を尊重しているがゆえ」と説明します。テクニカル派の方はもちろん、ファンダメンタルズ派の方にも大いに参考になる記事となっています。
2記事目はファイナンシャルプランナーの清水香氏による「それって常識? 人生100年マネーの作り方」の第12回「賃貸住宅の火災で自室が延焼被害、あなたの失った家財や部屋の原状回復義務は?」。今回は賃貸住宅でも絶対に加入するべき「火災保険」について、補償の種類や商品ごとのメリット・デメリットを説明。人生100年マネーを作るためにはただ漫然と保険に加入するのではなく、目的に見合った保険を選択する必要があります。このコラムで火災保険に対する知識を深めましょう。
株探プレミアム専用記事は、非会員の方も1ページ目が無料でお読みいただけます。また、株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだお試しでない方はぜひ無料体験をお試しください。株価のリアルタイム化、通期業績の25期表示や「成長性」表示など、魅力的な機能が満載の株探プレミアム。詳細はリニューアルして見やすくなった「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。
引け後に発表される多くの開示情報を一つひとつ追うのは大変な労力です。【明日の好悪材料】はそれらをまとめて一覧にした株探の看板記事。【サプライズ決算】と併せて読めば、翌日の準備は万端です。【明日の好悪材料】を題材にした株探プレミアム専用コラム「和島英樹の『明日の好悪材料Next』~第14回 小売りではロードサイド店の月次売上が伸びる一方で、ドラッグストアの一角に陰りも」も大好評連載中です。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月28日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月31日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月1日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月2日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月3日発表分)
その日一日の株式市場を総括し翌日の戦略を指南する「明日の株式相場戦略」。今週は、現在の相場環境が過去のITバブルと似ているという声があることを取り上げ、「現在の状況はバブルに片足を突っ込んでいることに投資家が気づいている」と、相違点を指摘しながらも「『赤信号、皆で渡れば怖くない』という状況はどこかで通用しなくなるタイミングは来る」と注意喚起した「明日の株式相場戦略=投資マネーに“台風シフト”の動き」など、アクセスランキング20位以内に3記事が入る人気となりました。
来週の株式相場戦略=米国市場の動向を注視、物色シフトはあるか
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