「水素」が10位にランク、脱炭素化のキーテクノロジーとして関心高まる<注目テーマ>

特集
2020年11月5日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 再生可能エネルギー 

2 デジタルトランスフォーメーション 

3 電気自動車関連 

4 2020年のIPO 

5 5G 

6 全固体電池 

7 太陽光発電関連 

8 サイバーセキュリティ 

9 半導体 

10 水素

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「水素 」が10位となっている。

菅義偉首相が10月26日の所信表明演説で「温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにする」と宣言したことを受け、燃やしても二酸化炭素(CO2)を排出しない水素への関心が再び高まっている。

水素 はエネルギー供給構造を多様化させるとともに、大幅な低炭素化を実現できるポテンシャルを持つことから、世界各国がエネルギー転換・脱炭素化のキーテクノロジーと位置付けている。経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の主催で10月14日に開催された「水素閣僚会議2020」の資料によると、日本やオーストラリア、ドイツ、フランスなど12カ国・地域が水素戦略やロードマップを策定済み。燃料電池車(FCV)の19年の販売台数は前年の2倍以上になったとしている。

世界的な流れを受けて企業のスタンスも一段と前向きになっており、トヨタ自動車<7203>やENEOSホールディングス<5020>、神戸製鋼所<5406>、東芝<6502>、川崎重工業<7012>、三井物産<8031>、岩谷産業<8088>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、関西電力<9503>の9社は10月14日、水素分野におけるグローバルな連携や水素サプライチェーンの形成を推進する新たな団体「水素バリューチェーン推進協議会」の準備委員会を立ち上げたと発表。12月初旬の設立を目指し、賛同する企業や自治体などを募るとしている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.