「巣ごもり」が16位、英コロナ変異種拡大や国内感染者増で関心<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 水素
2 全固体電池
3 電気自動車関連
7 洋上風力発電
8 半導体
9 人工知能
10 水素ステーション
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「巣ごもり」が16位となっている。
ここ新型コロナウイルスの変異種に対する警戒感が急速に台頭している。変異種の感染が拡大している英国では、20日からロンドンなどで再度のロックダウンが実施されている。欧州を中心に英国からの渡航を禁止する国が相次いでおり、日本政府も24日以降、日本人以外の英国からの入国を認めない方針を固めたと伝わっている。
国内では、変異種は確認されていないものの、新型コロナの感染者数増加に歯止めがかからない状況で、感染第3波の真っただ中にある。GoToキャンペーンの一時停止や、各自治体からの飲食店などに対する営業時間の短縮要請など、不要不急の外出を自粛するムードが再び高まっており、株式テーマとしての「巣ごもり」に関心が向かっている。
関連銘柄としては、ネット通販などのプラットフォーム運営を行うZホールディングス<4689>や楽天<4755>、フリマアプリのメルカリ<4385>、クラウドファンディングのマクアケ<4479>など。BASE<4477>をはじめ、コマースOneホールディングス<4496>、インターファクトリー<4057>などEC支援を手掛ける銘柄群にも更なる活躍に期待が高まる。
自宅で過ごす時間が増加するとみられることから、引き続きゲーム関連の任天堂<7974>やソニー<6758>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>、電子書籍のイーブックイニシアティブジャパン<3658>やメディアドゥ<3678>、フードデリバリーの出前館<2484>などをマークしておきたい。