【今週読まれた記事】DX化の大波は時を経て“時代の潮流”へ
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は12月4日から12月10日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
新型コロナウイルスの新たな変異種の発見に端を発した急激なリスクオフ局面は一段落したように見えます。日経平均株価は前週末比408円高の2万8437円と反発。大人気相場コラム「【杉村富生の短期相場観測】 ─日本株は売られすぎゾーンに突入!」の杉村氏は、3日執筆の記事で「クラッシュ的な崩落商状はほぼ一巡したのではないか」と指摘し、根拠を複数挙げ多くのアクセスを獲得しました。「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─岩盤的な下値水準に届いた東京市場、落ち着き取り戻すか?!」の北浜氏も同様に「ここは岩盤的な下値と見てよい」と、3日の安値が底となることを予想。両氏の記事はアクセスランキングのトップ5入りとなりました。
一方、テクニカル的に見ると簡単にトレンド転換したとは言えないようです。「日足チャートを好転させるには少なくとも移動平均線の集まる2万9000円処を突破しなければならず、それまでは『アヤ戻り』という捉え方になる」と注意を促すのは「富田隆弥の【CHART CLUB】 『年末相場に冷や水を浴びせたオミクロン』」の富田氏。3万円を目指すような流れを期待するのは早いかもしれません。この記事も多くの方に読まれランキング上位入りとなりました。
ここからの日本株を占う鍵となるのは何でしょうか。「今後IPOラッシュが始まるため、個人投資家の資金はIPO銘柄に集中しやすく、IPOが好調であれば換金した資金の再投資への期待が高まる」と、12月IPOに注目するのは「【村瀬智一が斬る!深層マーケット】FOMC通過まで方向感は掴みづらく、個別材料銘柄に注目」の村瀬氏。今年の12月IPOは33社と大量で、この結果如何が相場の方向性に影響を与えるかもしれません。株探では「12月IPO本格スタート、異例の33社登場で超ラッシュ状態に <株探トップ特集>」を配信し、注目の銘柄や傾向などを総まとめにしました。まだお読みでない方はぜひご覧ください。
<相場観特集>では、第一線で活躍する相場関係者2氏に年末から年始にかけての展望を伺いました。
田部井美彦氏【不透明な相場環境、年末年始に視界は変わるか】(1) <相場観特集>
大塚竜太氏【不透明な相場環境、年末年始に視界は変わるか】(2) <相場観特集>
2018年に経済産業省が提示した「2025年の崖」。デジタルトランスフォーメーション(DX)が進まなければ「25年以降は最大年間12兆円の経済損失が発生する」と分析した衝撃のリポートでした。それから3年が経ち、今やDX化の波は大きな潮流となってあらゆる産業に押し寄せ、旧来のシステムを人工知能(AI)やIoTをフル活用した新時代のものに置き換えています。今週のアクセスランキング首位となった「反撃開始へ! AI・DX関連の業績変貌株『バーゲンハント5銘柄』 <株探トップ特集>」は、そうしたDX関連の銘柄群から成長性に富むビジネスモデルを有し、足もとの収益も様変わりしている5銘柄を特選。2位以下を大きく引き離してのトップとなりました。
投資テーマ関連では、米フェイスブック<FB>が社名を「META」に変更して以来急激に注目度が高まっている「メタバース」について解説した「『メタバース』が首位、世界的に大手参入の動き活発化<注目テーマ>」が10位にランクイン。また、「EVシフト恩恵を享受、国策買いで『充電設備』関連株は本格発進 <株探トップ特集>」が2週連続のランキング入りとなりました。そのほか、以下の記事が上位入りとなっています。
オミクロン感染拡大、ブースター接種開始で奮起する「サポート業務」関連株 <株探トップ特集>
天候要因の不安定さなく脚光、躍動前夜の「バイオマス発電」関連株 <株探トップ特集>
迫る「改正電子帳簿保存法」施行、デジタル経理関連株に照準絞れ! <株探トップ特集>
ランキング2位には、足もと業績好調かつ通期計画に対する“進捗率”が高く、上方修正する可能性が高い銘柄を選出したスクリーニング記事「上方修正“先回り”、22年3月期【業績上振れ】候補〔第2弾〕 <成長株特集>」がランクイン。先週配信した〔第1弾〕も多くの方に読み返され2週連続上位入りとなっています。
上方修正“先回り”、22年3月期【業績上振れ】候補〔第1弾〕 <成長株特集>
上方修正“先回り”、22年3月期【業績上振れ】候補〔第2弾〕 <成長株特集>
また、上期決算発表時に通期計画を上方修正した上で、“再度上方修正”する可能性が高い銘柄にスポットを当てた「好業績の中小型株、上期に続き『再上方修正』候補〔第1弾〕 <成長株特集>」が、週後半の木曜日配信にもかかわらず上位ランキング入りしました。待望の〔第2弾〕は明日12日、19時30分に配信予定です。お見逃しなく。
スクリーニング記事では定番人気の<割安株特集>もすべてランキング入りとなっています。銘柄選択の参考になさってください。
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 12月8日版
12月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>
10万円以下で買える、今期最高益&低PER 21社 【東証1部】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、今期最高益&低PER 21社【2部・新興】編 <割安株特集>
株探プレミアム専用コラムは、今週は3記事を配信しました。まずは投資家女子シリーズ待望の2人目「ゆる~いようで強い! 投資家女子の決め技 麻美さんの場合」を一挙2話公開。第1回「美魔女の麻美さん、『ミーハー&パーフェクト』戦略で“資産テンバガー”」では、投資元本500万円を7年で10倍まで拡大させた“麻美さん(ハンドルネーム)”の投資スタイルとテクニックに迫ります。第2回「『増やすなら集中投資』、そのリスク回避はミーハー的買い物術」では、「業績成長への確信がないと投資には進まない」という麻美さん流の企業チェック術を詳しく紹介します。プレミアム未加入の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。
3記事目は智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第78回「オミクロン・パニックに負けたくないなら『小・低・落・高』はスルー」。今回はコロナ・ショックの相場を教訓に、新たな変異株オミクロンに備えるのがテーマです。大川氏は記事内でコロナ・ショック時の“時価総額・割安性・収益性・ボラティリティ”など、各ファクターのリスク・リターンを分析し、来る“オミクロン・パニック”に避けるべき要素を割り出しました。3ページ目には分析結果を銘柄リストへ反映した“コロナ・ショック時の耐性が強いファクター銘柄”リストを掲載しています。株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだの方はぜひお試しください。
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日々数多くの発表が行われるなかで、材料を一つ一つチェックするのは骨が折れるもの。それらの手間を一気に省くことができる看板記事が「明日の好悪材料」と「本日の【サプライズ決算】」です。今週もすべてが上位入りとなりました。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月3日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月6日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月7日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月8日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月9日発表分)
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