【今週読まれた記事】看板記事の貫禄“好悪材料”がランキング独占
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は12月14日から20日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
注目された中銀ウィーク、米FOMCは0.25%の利下げ、そして日銀政策決定会合は現状維持で通過しました。両会合とも大方の予想どおりの結果となりましたが、やはり波乱展開が待っていました。FOMC会合後の会見でパウエル米FRB議長が利下げペースの鈍化を示唆したことにより、米国株市場でNYダウが1100ドル強の下落、ナスダック指数も大幅安に。また、日本でも植田日銀総裁が会見でハト派姿勢を強く見せたことに為替市場が反応し、一気に1ドル=157円台まで円安が進みました。
日本株市場は軟調展開ながら円安の追い風も期待できますが、心配なのは米国株市場です。特にNYダウは50年ぶりとなる10営業日続落、しかも10日目はパウエル発言の影響で急落のおまけ付き。来週から米国はクリスマス休暇で閑散相場となることが予想されますが、年明けからの展開は要注意です。<相場観特集>で見通しを伺ったフィリップ証券 リサーチ部長の笹木和弘氏はNYダウの変調について「トランプ政権誕生後の貿易戦争による多国籍企業への影響が警戒されている面がありそうだ」と分析。更に「ナスダック指数も新年以降は調整が予想される」と、トランプ新政権の対外強硬姿勢が株価に響くと想定しています。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。
トランプ新政権の成長戦略に期待を見出すのは人気相場コラム「【杉村富生の短期相場観測】 ─短期的には波乱含みだが、懸念は無用!」の杉村氏。「最先端分野でのデファクト・スタンダード(事実上の国際標準)獲得を狙っているのは間違いない。このメリットを日本勢は享受できるだろう」と、自動運転や暗号資産など、トランプ氏の戦略を見越したテーマを紹介。見事今週もランキングトップ10入りとなりました。
そのほか相場コラムは今週も多くのアクセスを獲得しました。「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─自分に代わって働く『高クオリティ株』に注目!」もトップ10入り、また、以下の記事もすべて上位ランキング入りとなっています。<相場観特集>は笹木氏のほか第一生命経済研究所 主任エコノミストの桂畑誠治氏に見通しを伺いました。どの記事もお見逃しなく。
【村瀬智一が斬る!深層マーケット】日米会合を通過後は米次期政権への期待相場に
富田隆弥の【CHART CLUB】 「ビッグイベントを終え、静かにクリスマスを迎える」
桂畑誠治氏【日米中銀の会合控え思惑錯綜、年末年始の相場展望】(1) <相場観特集>
笹木和弘氏【日米中銀の会合控え思惑錯綜、年末年始の相場展望】(2) <相場観特集>
今週のアクセスランキング首位に輝いたのは、引け後に発表された材料を一覧でチェックすることができる「明日の好悪材料」。トップとなった13日発表分をはじめ5記事すべてがトップ10入りする快挙となり、株探の“看板記事”の貫禄を見せました。決算発表にフォーカスを当てた「★本日の【サプライズ決算】」と併せて読めば、それだけで翌日の対策は万全です。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月13日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月16日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月17日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月18日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月19日発表分)
投資テーマ関連では「世界が驚愕、実用段階へ開発加速の量子コンピューター関連株に刮目 <株探トップ特集>」が5位にランクイン。生成AIの普及により、サービスの提供に必要とされる計算量が世界中で爆増しています。量子コンピューターは未だ開発の途上ではあるものの、完成すれば従来型のコンピューターを遥かに超える性能となるため、各社がしのぎを削って開発しています。記事では周辺機器やソフトウェアを含めた有力企業を総ざらい。多くのアクセスを獲得しました。
株価水準を大きく変えるような好業績を残す企業の多くは時流を捉えています。その初動に先回りするのであれば、常日頃から新しいテーマ・人気化するテーマにアンテナを張っておく必要があります。今週、投資テーマ関連で配信した記事は以下の通りです。
トランプ2.0で混迷の国際情勢、マネーは防衛関連中小型株にも流入へ <株探トップ特集>
異常気象で相次ぐ値上げ、「食のサプライチェーン」関連株に国策の光 <株探トップ特集>
特需のトリプルアクセル、「Windows10」終了で開かれる有望株の宝箱 <株探トップ特集>
2025年の波乱要因は? IMF・欧米中銀報告から投資戦略を探れ! <株探トップ特集>
銘柄スクリーニング記事では「“再上方修正”へ、25年3月期【業績上振れ】候補〔第2弾〕29社選出 <成長株特集>」がトップ10入り。3月期決算企業の上期(4-9月)決算発表シーズンに業績予想を上方修正した企業から、“再上方修正”の可能性が高い銘柄をリストアップしました。先週配信した「“再上方修正”へ、25年3月期【業績上振れ】候補〔第1弾〕24社選出 <成長株特集>」も2週連続でランキング入りと大きな注目を浴びました。
また、10月下旬から11月中旬までの決算集中期間に配信した「利益成長“青天井"銘柄リスト」を、“全期間”を対象に再構成した総集編「利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第1弾 32社選出 <成長株特集>」が木曜日配信にもかかわらずスピードランクイン。待望の〔第2弾〕は明日22日の19時30分に配信予定です。
<割安株特集>では、今から買って月末の配当基準日に間に合う「12月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」がトップ10入り。そのほか以下の記事も上位ランキング入りとなりました。
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 12月18日版
10万円以下で買える、大幅増益&低PER 29社【プライム】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、大幅増益&低PER 30社【スタンダード】編 <割安株特集>
今週の株探プレミアムコラムは2記事を配信。まずは2024年3月29日から4月15日まで行った「個人投資家大調査-2024」のアンケート回答者へのインタビューを基にした「すご腕投資家さんに聞く『銘柄選び』の技」シリーズより、“自分年金づくり”を目的に株式投資を開始し、現在は専業投資家として億り人にまで登り詰めた招き猫さん(ハンドルネーム)の銘柄選びの技術を2回にわたってお届け。第1回「『隠れ上方修正&増配』探しで、3倍株ゲットの技」では3倍株へと成長したFPG <7148>を例に紹介。大量の決算情報から効率よく“お宝銘柄”を探す上で招き猫さんが注目しているポイントや億り人の座を射止めた投資ノウハウについて深堀りします。
招き猫さん編の最終回「年間800万円の配当金を作った2つの技と『25年ルール』」では高配当株がズラリと並ぶ“招き猫ポートフォリオ”を徹底解剖。自分年金800万円を築くために招き猫さんが徹底して貫いた2つの要因と最適な資金配分のためのルールを紹介していきます。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。
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