「防衛」が4位にランクイン、日米首脳会談を経て再び動兆前夜<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「防衛」が4位にランクインしている。
米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃によって、中東の有事リスクが一気に現実問題として浮き彫りとなった。原油輸送の要衝であるホルムズ海峡が事実上封鎖された状態となり、これを受けて原油価格が高騰、世界経済、特に日本を含むアジア諸国への影響が懸念されている。
高市早苗首相は年内に予定される安全保障関連3文書の改定に関して、「自らの国を自らの手で守る。防衛力の抜本的強化を従来以上のスピード感で進めていかなければならない」という決意を示していた。前週19日に行われた日米首脳会談では、トランプ米大統領がかねてから要求していた防衛費の増額に関して、具体的な数値目標を求められることはなかったと伝えられている。高市政権に対する信頼が感じられるところだが、日米同盟による安保協力が今後ますます重要性を高める方向にあることは間違いない。
そうしたなか、防衛省は23日、年内に予定する国家安全保障戦略など安保関連3文書の改定で検討が必要不可欠な五つの論点について、自民党の安全保障調査会の会合で明示。無人機などによる新しい戦い方、戦闘継続能力の確保、太平洋側での抑止力・対処力の強化、日米同盟・同志国連携の強化、情報戦への対応強化の5項目が挙げられており、自民党はこれらを参考に、5月末までに政府への提言をまとめると報じられている。
関連銘柄としては防衛省との取引実績が豊富で“防衛関連三羽烏”に位置付けられる三菱重工業<7011>、川崎重工業<7012>、IHI<7013>のほか、東京計器<7721>、放電精密加工研究所<6469>、日本アビオニクス<6946>、新明和工業<7224>、IMV<7760>、理経<8226>、石川製作所<6208>、豊和工業<6203>、細谷火工<4274>、重松製作所<7980>などが挙げられる。