「データセンター」が8位に、「コンテナ型」の取り組み広がる<注目テーマ>
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10 ドローン
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「データセンター」が8位となっている。
AIの発展に伴いデータセンターの増設が相次ぐなか、コンテナ型データセンターへの取り組みが広がりをみせている。「コンテナ型」は従来の大規模な「ビル型」と比べて短期間で整備でき、設置スペースの自由度も高い。NTT東日本グループは昨年10月に同事業へ参入すると表明。北海道・石狩エリアで2027年にも稼働を始める。通信工事大手コムシスホールディングス<1721>はグループ傘下で今年2月から最新のサーバー冷却技術を備えたコンテナ型データセンターのサービスを開始した。東急<9005>は直近23日、コンテナ状の小規模データセンターを線路高架下で運用する実証実験を6月からスタートすると発表した。
東急の発表と同じ日には、パワーエックス<485A>が注目のプレスリリースを発表した。同社は蓄電システムの製造・販売を手掛け、昨年12月上場の直近IPO銘柄として投資家からの人気が高い。リリース内容は北海道で新工場を開設するというものであり、再生可能エネルギーの普及に伴う電力需給安定化に向けた蓄電システムへの需要拡大に対応するものだが、あわせて同工場において今後コンテナ型データセンターの混合生産を検討していることを明らかにした。同社は新規事業として同データセンターの開発を進めており、27年の出荷を目指し取り組み中だ。2月にはデータセンターの開発・運用ノウハウを持つインターネットイニシアティブ<3774>と協業に関する覚書を結んでいる。
コンテナ型を手掛ける企業ではこのほか、日立製作所<6501>傘下の日立システムズやNTT<9432>傘下のNTTデータグループ、三菱重工業<7011>、さくらインターネット<3778>、ミライト・ワン<1417>などがある。三櫻工業<6584>はコンテナ型向け水冷モジュール製品を開発し、受注を獲得した実績を持つ。三協フロンテア<9639>はコンテナ型よりも更に短納期で拡張性の高いユニット型データセンターの設置事業を展開している。