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話題株ピックアップ【夕刊】(3):アサヒ、河西工、リバーエレク

注目
2026年4月22日 15時51分

■アサヒ <2502>  1,581.5円  -43.5 円 (-2.7%)  本日終値

アサヒグループホールディングス<2502>は4日続落。SMBC日興証券は21日、同社株の目標株価を2400円から2000円に引き下げた。投資評価は3段階で最上位の「1」を継続した。「サイバー攻撃後の国内事業改善への不透明感」や「アフリカ事業買収による経営の方向転換によるROE目標11%達成が遠のいたこと」を指摘。ただ、足もとの株価は連結PBRで0.8倍台とヒストリカルボトムの水準にあり、過度な割安感が生じているともみている。過去に欧州・豪州買収時にネガティブな反応を示されたが、ここまで拡大してきた手腕にも期待している。悪材料は出尽くしに近いとし、反転への期待感を示している。

■西松屋チェーン <7545>  2,040円  -18 円 (-0.9%)  本日終値

西松屋チェーン<7545>が冴えない動きとなった。21日の取引終了後に発表した4月度(3月21日~4月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高は前年同月比1.0%増と3カ月連続で前年実績を上回ったが、3月度の同3.5%増に比べて伸び率が鈍化しており、これが嫌気されたようだ。客数が同2.8%増と伸長したことに加えて、気温の上昇に伴い春物衣料や夏物衣料の売り上げが伸長した。また、育児・服飾雑貨も好調に推移した。なお、全店売上高は同4.5%増だった。

■河西工業 <7256>  345円  +80 円 (+30.2%) ストップ高   本日終値

河西工業<7256>がストップ高。イクヨ<7273>は22日正午、河西工について持ち株比率15%程度まで株式の取得を目指すことを決めたと発表した。イクヨは現在、河西工株の約4.8%を保有しているが、今月から9月末の間に460万株(持ち株比率10%)を市場内外で取得する予定としている。イクヨは自動車樹脂部品で三菱自動車工業<7211>を主要取引先とし、河西工は自動車内装部品で日産自動車<7201>を主要取引先とする。株式の需給インパクトが意識されたほか、自動車部品メーカーによる同業の株式取得決定を受けた思惑も台頭する形となり、河西工に大量の買い注文が集まった。イクヨも後場は強含みで推移した。

■アズジェント <4288>  687円  +100 円 (+17.0%) ストップ高   本日終値

アズジェント<4288>がストップ高。同社は21日の取引終了後、英AIセキュリティースタートアップのHIRUNDO AI(ヒルンドAI)と提携し、生成AIに向けた同社の「マシンアンラーニング」技術を5月中旬より国内で提供すると発表。これを材料視した買いが集まったようだ。事実に基づかない情報を生成するハルシネーションが企業活動のリスク要因となるなか、学習済みAIモデルから特定のデータや不要な知識を選択的に取り除く商用マシンアンラーニングプラットフォーム「Hirundo」を提供する。利用者は迅速かつ低コストでモデル内のリスクを低減できるようになるという。提供価格は2280万円で、アズジェントは1年間で30件の導入を目指すとしている。

■リバーエレテック <6666>  1,160円  +111 円 (+10.6%)  本日終値

リバーエレテック<6666>が急騰を演じ、一時25%高の1311円まで駆け上がる場面があった。AIデータセンター関連株では、ここ最近は積層セラミックコンデンサー(MLCC)を手掛ける村田製作所<6981>をはじめ電子部品メーカーが投資資金の物色ターゲットとして浮上し、株価を大きく上昇させた。その流れで水晶製品メーカーにも資金が流入している。データセンター建設ラッシュに伴いAIサーバーだけではなく、サーバー同士を連携させるデバイスである光トランシーバーも特需が発生しており、水晶振動子などの水晶製品はこの光トランシーバーの必須部品として注目されている。そのなか、同社は電子ビーム工法など独自技術で業界他社と一線を画し、光トランシーバー用に特化した発振器の開発に成功しており、今年度は量産対応で商機を取り込む構え。それを手掛かりに短期資金の攻勢が加速している。なお、市場関係者によると「貸株市場経由の空売りがかなり溜まった状態で、その踏み上げを狙った買い仕掛けも観測される」(中堅証券ストラテジスト)という。

■DMP <3652>  2,660円  +245 円 (+10.1%)  本日終値

ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>は7連騰。この日午後0時30分ごろ、エッジAI半導体「Di1」とナンバープレート認識ソフトウェア「ZIA PLATE」を活用したANPR(自動ナンバープレート認識)ソリューションを開発したと発表した。エッジAIカメラ向けに国内・海外市場で展開を開始する。同ソリューションは、これまでクラウド処理に依存することの多かったナンバープレート認識をエッジ側で完結させることで、リアルタイム性、導入コスト効率、運用信頼性、セキュリティー性を大幅に高めるもの。今後の業容拡大が期待されているようだ。

■ザインエレクトロニクス <6769>  1,121円  +96 円 (+9.4%)  本日終値

ザインエレクトロニクス<6769>がマドを開け3連騰、3月12日の年初来高値1045円を通過点に一気に1100円台まで駆け上がった。東京市場ではAIデータセンターや防衛関連需要を背景に半導体関連株への買いが活発だったが、ここにきて投資資金は光関連分野のニッチ性の高い銘柄群に照準を合わせる傾向がみられる。そのなか、光半導体関連の有力企業であるザインは時価総額が130億円程度で水準訂正期待が強まった。AIデータセンターでは膨大な電力消費やそれに付随する発熱問題が普及加速のボトルネックとなっている。その際に注目されているのがDSPレス光半導体で、これは従来のデジタル処理に頼らず、アナログ技術を駆使して信号を復元するというもの。データセンター内の通信に関してはデジタルに固執する必要はなく、DSPレス光半導体は圧倒的な低消費電力で今のAIデータセンターにおける喫緊の課題に対応する。これがザインがにわかに存在感を高める背景となっている。

■環境管理センター <4657>  521円  +42 円 (+8.8%) 一時ストップ高   本日終値

環境管理センター<4657>が一時ストップ高に買われた。同社は21日、環境省の「令和7年度プラスチック資源循環戦略に関する調査・検討」に共同実施者として参画すると発表しており、改めてこれを好感する買いが入った。同業務は、三菱総合研究所<3636>を代表者とし、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(東京都港区)と共同で実施する。プラスチック使用製品の「設計・回収・再資源化・利用」の各段階における課題を分析し、再生材利用拡大を阻む「品質・コスト・供給」の構造的課題や、回収率・再資源化の向上など、資源循環全体にかかわる課題の解決に向けて調査・実証・制度設計を一体的に推進するという。なお環境管理センターは、事業所から排出されるプラスチック廃棄物の回収率・再資源化の高度化に向けたモデル事業の設計及び実証を担当するとしている。

●ストップ高銘柄

ニッコー <5343>  235円  +50 円 (+27.0%) ストップ高   本日終値

ACSL <6232>  2,122円  +400 円 (+23.2%) ストップ高   本日終値

ブルーイノベーション <5597>  2,124円  +400 円 (+23.2%) ストップ高   本日終値

インバウンドテック <7031>  671円  +100 円 (+17.5%) ストップ高   本日終値

など、8銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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