東京株式(前引け)=急落、米半導体株の波乱受け一時3000円超の下げ
8日前引けの日経平均株価は前営業日比2547円72銭安の6万4040円40銭と急落。前場のプライム市場の売買高概算は13億8621万株、売買代金概算は6兆225億円。値上がり銘柄数は397、対して値下がり銘柄数は1146、変わらずは21銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は、日経平均が先物主導で一時3000円を超える急落をみせ6万3000円台まで一気に売り込まれた。前週末の米国株市場で半導体関連を中心にハイテク株の下げが加速、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が10%超の暴落をみせたことを受け、東京市場でも半導体製造装置や半導体メモリー関連などを中心に大きく値を下げる銘柄が相次いでいる。ただ、突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いも観測され、前引けにかけて日経平均は下げ渋り、かろうじて6万4000円台まで戻して取引を終えた。
個別では、キオクシアホールディングス<285A>が1兆9000億円超の売買代金をこなすも株価は急反落、ソフトバンクグループ<9984>の下げも目立つ。村田製作所<6981>が大幅安、太陽誘電<6976>も売り込まれた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも安い。三菱重工業<7011>も軟調だが、防衛関連は相対的に底堅い。フィックスターズ<3687>はストップ安ウリ気配に張り付いている。テラスカイ<3915>も急落した。半面、任天堂<7974>がしっかり、東京海上ホールディングス<8766>も頑強。リクルートホールディングス<6098>も買いが優勢となった。ジンズホールディングス<3046>が値上がり率トップ、インターメスティック<262A>も大幅高。住友ファーマ<4506>も物色人気を集めた。