話題株ピックアップ【夕刊】(2):トレファク、東京センチュ、ライフコーポ
■トレファク <3093> 1,842円 +71 円 (+4.0%) 本日終値
トレジャー・ファクトリー<3093>が急反発。8日の取引終了後、5月の月次売上概況(単体)を発表。既存店売上高は前年同月比12.7%増となった。大幅な増収となったことを評価した買いが入った。前年同月を上回るのは57カ月連続。全店売上高は同23.7%増だった。ゴールデンウィーク期間を含めて5月は初夏の陽気が続き、衣類を中心に夏物の立ち上がりが好調だった。ブランド品や生活家電、AV機器なども堅調だった。前年と比較して休日が2日多く、前年同月比に2.7ポイント程度のプラス効果があったという。
■東京センチュリー <8439> 2,443円 +61 円 (+2.6%) 本日終値
東京センチュリー<8439>が反発。同社は8日、新築・改修に関わるプロジェクトマネジメントやコンストラクション・マネジメントを手掛けるアクア(東京都千代田区)の全株式を取得すると発表しており、これが買い手掛かりとなったようだ。株式取得は7月2日を予定。アクアの独立性と専門性を維持しつつ、東京センチュの経営リソースを最大限に活用し、「人材基盤の強化」「DXの推進による生産性向上」「業務領域の拡張」といった施策を推進するとしている。
■ライフコーポレーション <8194> 2,658円 +66 円 (+2.6%) 本日終値
ライフコーポレーション<8194>は堅調。8日、5月度分の月次情報を更新したと発表した。既存店売上高は前年同月比4.9%増と5カ月連続の増収となっており、材料視した買いが入った。なお、全店売上高は同5.4%増だった。
■オリコ <8585> 848円 +20 円 (+2.4%) 本日終値
オリエントコーポレーション<8585>が反発。8日の取引終了後、投資会社のストラテジックキャピタル(東京都港区)がオリコの株式の買い増しに動いたことが明らかとなり、思惑視されたようだ。同日に提出された変更報告書によると、ストラテジックキャピタルの保有割合は11.78%から12.80%に上昇した。報告義務発生日は1日。保有目的には「株主価値向上のために発行者との建設的対話及び発行者への重要提案行為などを行うこと、並びに純投資」としたうえで、「当該目的を達成するため、上場廃止(第三者による買収)の重要提案などを行っている」と記載している。
■ナガセ <9733> 2,251円 +51 円 (+2.3%) 本日終値
ナガセ<9733>は堅調。8日取引終了後、250万株(自己株式を除く発行済み株数の9.50%)を上限に9日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株を取得すると発表。これが好感された。買い付け価格は8日終値の2200円。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、ナガセは予定通り買い付けを実施し、244万7500株を取得した。
■商船三井 <9104> 5,878円 +111 円 (+1.9%) 本日終値
商船三井<9104>が堅調推移。SMBC日興証券が8日付で、商船三井の目標株価を5900円から6200円に増額修正した。投資評価は3段階で真ん中の「2」を継続する。7月からの通航再開を前提としているホルムズ海峡の情勢など、業績を左右するファクターが多く業績動向は不透明感が高いとし、ホルムズ海峡が本格的に再開となった場合には船腹需給バランス緩和の連想から海運セクターの株価は下落する展開となると予想。一方で、運賃水準は会社想定を上回っているとみられるとし、27年3月期業績の上方修正期待が持てると指摘する。更に、中東情勢の正常化がみられた場合、海運3社のなかで商船三井の比較優位性が高まると想定する。
■松屋 <8237> 1,482円 +25 円 (+1.7%) 本日終値
松屋<8237>がしっかり。8日の取引終了後、5月の売上報告を発表。銀座店と浅草店の両店舗の合計売上高は前年同月比18.2%増となり、株価の支援材料となった。台湾やタイ、欧米などからの顧客の買い上げが加速したほか、為替の影響もあって免税売上高が約15%の伸びを示した。国内顧客向けもラグジュアリーブランドの靴・バッグや化粧品、高価格帯の婦人衣料品が好調に推移した。
■ソフトバンクグループ <9984> 7,048円 +72 円 (+1.0%) 本日終値
ソフトバンクグループ<9984>は反発。前日の米国株市場では半導体関連株が幅広く買い戻されフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5.6%高に買われ、一昨日に暴落した分のほぼ半分を取り戻す格好となった。前日にソフトバンクGが出資する米オープンAIが8日に米国でIPOを申請したことで、改めてマーケットの関心を集めている。また、前日は傘下の半導体設計アーム・ホールディングス<ARM>の株価も下げ止まっており、これを受けてソフトバンクGも目先買い戻しの動きが顕在化している。テクニカル的には前日に終値段階で6%下落したものの、後半下げ渋り陽線を形成、上向きの25日移動平均線がぴったりとサポートラインとして機能しており、セオリー通りのリバウンド局面に移行している。
■島津製作所 <7701> 3,815円 +21 円 (+0.6%) 本日終値
島津製作所<7701>は後場にプラス圏へ浮上した。きょう、中国子会社の天津島津液圧に半導体製造装置やコーティング装置などに搭載されるターボ分子ポンプの生産ラインを新設したと発表しており、株価の支援材料となった。中国国内の顧客に向けた供給能力の強化を図る。設備投資額は約3億円に上り、当面は年間2000台の生産を見込む。
■スマレジ <4431> 2,399円 +12 円 (+0.5%) 本日終値
スマレジ<4431>はしっかり。8日取引終了後、26年4月期の配当予想について20円から24円(前の期15円)に増額修正すると発表した。安定性・継続性に配慮しながら株主へ利益還元を行うとの基本方針に基づき、配当性向20%を目安として決定した。株主還元姿勢を評価する見方が広がったようだ。
株探ニュース