話題株ピックアップ【夕刊】(3):SGHD、INPEX、スマバ
■マミーマート <9823> 996円 +3 円 (+0.3%) 本日終値
マミーマートホールディングス<9823>は小じっかり。8日取引終了後、5月度の月次業績推移(前年比)を発表。マミーマート単体の既存店売上高は前年同月比5.2%増と、プラス基調を継続した。客数、客単価とも前年同月と比べて伸びた。全店ベースでは同22.4%増と好調だった。これが手掛かりとなった。
■SGホールディングス <9143> 1,443.5円 +1.5 円 (+0.1%) 本日終値
SGホールディングス<9143>は4日続伸。8日、5月におけるデリバリー事業の取扱個数(速報値)を発表した。5月の合計取扱個数は前年同月比4.7%増の1億900万個と前年同月を上回る状況が続いており、好感した買いが入った。
■INPEX <1605> 3,592円 -49 円 (-1.4%) 本日終値
INPEX<1605>やENEOSホールディングス<5020>が軟調。原油先物相場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限が日本時間9日の午後1時時点で1バレル=90.00ドル近辺に下落。8日の清算値(終値に相当)は前日比0.76ドル高の91.30ドルだった。イランとイスラエルは8日、互いに攻撃を停止したと発表した。これを受け、原油相場は軟化した。ただ、攻撃再開の可能性はあり原油相場の先行きには強弱感が対立している。
■スマートバリュー <9417> 371円 +80 円 (+27.5%) ストップ高 本日終値
スマートバリュー<9417>はストップ高。きょう午前10時30分ごろ、テレマティクスサービス「CiEMS」(シームス)シリーズの開発・運用で培った知見・ノウハウを、ヤマトホールディングス<9064>傘下のヤマト運輸が同日から新たに展開する安全管理・法令順守サポートサービス「e―TranSpot」(イートランスポット)に対して提供すると発表しており、好感した買いが集まった。イートランスポットは専用の車載機とスマートフォンのアプリを活用し、ドライバーの運行日報や点呼記録などのデジタル化と一元管理を実現するサービス。スマバは今後、機能を追加するための支援やOBD(車載式故障診断装置)型車載機から取得する車両の詳細データの更なる利活用の提案などに取り組んでいく。
■石井表記 <6336> 1,459円 +300 円 (+25.9%) ストップ高 本日終値
石井表記<6336>は後場急騰。きょう午後2時ごろ、27年1月期第1四半期(2~4月)の連結決算を発表した。売上高が40億4900万円(前年同期比12.3%増)、営業利益が3億6700万円(同98.8%増)だった。同時に今期から配当方針について連結配当性向30%以上を目安とする定量目標を設定すると開示しており、これらを好感した買いが集まった。電子機器部品製造装置事業が大幅な増収増益を達成し業績を牽引。AI関連向けパッケージ基板の需要増加に伴い、関連設備や生産消耗品の販売が増えた。
■アイサンテクノロジー <4667> 1,951円 +400 円 (+25.8%) ストップ高 本日終値
アイサンテクノロジー<4667>がストップ高。この日、自動運転システムの開発を手掛けるティアフォー(東京都品川区)が東証グロース市場に新規上場を申請したことが明らかになった。同社は有価証券届出書を関東財務局に提出した。また、日本経済新聞電子版が9日午後、「トヨタ自動車が自動運転技術の導入に向け国内の有力新興企業と資本・業務提携した」と報道。自動運転システムの開発や導入を手がけるティアフォーに傘下のトヨタ・インベンション・パートナーズが運用するファンドを通じて出資したと伝えている。自動運転関連の新たなニュースが出現するなかで、自動運転の実験に参画するアイサンテクに思惑的な買いが集まったようだ。
■アピリッツ <4174> 715円 +100 円 (+16.3%) ストップ高 本日終値
アピリッツ<4174>が急騰。同社は8日の取引終了後、東京大学発スタートアップのH2L(東京都港区)と資本・業務提携契約を締結したと発表した。フィジカルAIソリューションを共同で企画、開発して社会実装することを目的とする。発表内容を材料視した買いが集まった。H2Lは、位置や重量、抵抗などに関する人間固有の感覚をデジタル化し、身体の動きや力加減、緊張といった身体性そのものをデータとして扱うボディーシェアリング技術の開発を行う。アピリッツはH2Lとともに、スポーツやファン体験、技能継承などさまざまな領域において、フィジカルAI関連のサービス展開を推進する。
■HEROZ <4382> 807円 +100 円 (+14.1%) 一時ストップ高 本日終値
HEROZ<4382>が動兆しきり。前日はマイナス圏で引けたものの2営業日連続で陽線を形成、きょうはカイ気配で始まる展開となり大底圏離脱の気配を強めている。同社は「将棋ウォーズ」で培ったAI技術を市場予測などのBtoBサービスに生かし業容を拡大、トップラインの大幅な伸びが続いている。そうしたなか、8日取引終了後に26年4月期業績予想の修正を発表。最終利益は従来予想の5000万円から3億7600万円に大幅増額し、19年4月期以来7期ぶりに過去最高を更新したもようで、これが株価を強く刺激する格好となった。連結子会社の株式譲渡に伴う売却益計上が反映されたもの。なお、信用取組は直近データで信用倍率0.88倍と売り長、日証金では貸借倍率が0.13倍と更にタイト感が強く、今月5日付で貸株規制対象となっている。空売り買い戻しを誘発した場合は戻り足が一気に加速する可能性がある。
■Abalance <3856> 543円 +48 円 (+9.7%) 本日終値
Abalance<3856>は反発。8日取引終了後、米国子会社トーヨー<TOYO>の太陽光セル新工場建設を決めたと発表した。立地場所はテキサス州で、投資金額は3億5700万ドル(約571億円)。着工は2027年4月、竣工は翌28年4月を予定している。これが材料視されたようだ。
●ストップ高銘柄
アーキテクツ <6085> 391円 +80 円 (+25.7%) ストップ高 本日終値
日本ケアサプライ <2393> 3,725円 +700 円 (+23.1%) ストップ高 本日終値
太陽誘電 <6976> 17,975円 +3,000 円 (+20.0%) ストップ高 本日終値
いつも <7694> 499円 +80 円 (+19.1%) ストップ高 本日終値
レオクラン <7681> 936円 +150 円 (+19.1%) ストップ高 本日終値
など、10銘柄
●ストップ安銘柄
イノバセル <504A> 560円 -150 円 (-21.1%) ストップ安 本日終値
ジーネクスト <4179> 345円 -80 円 (-18.8%) ストップ安 本日終値
以上、2銘柄
株探ニュース