「レアアース」が10位、国策テーマとして再び本領発揮へ<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 半導体
2 宇宙開発関連
3 半導体製造装置
4 人工知能
5 データセンター
7 フィジカルAI
8 地方銀行
9 サーバー冷却
10 レアアース
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「レアアース」が10位となっている。
15~17日にフランス東部エビアンで開催中の主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、高市早苗首相がレアアースを含む重要鉱物の「共同備蓄連携構想」を提案したことが伝わっている。報道によれば、日本は独自の国家備蓄制度を有しており、G7の備蓄制度立ち上げを支援する考えにあるようだ。この内容は成果文書に反映する方向で調整が進んでいるという。
昨年から続く中国によるレアアース対日輸出管理の動き、そして今年初めに行われた南鳥島沖でのレアアース採掘試験を受け、株式市場では関連銘柄への人気が高まりをみせてきた。AI・半導体株に投資家の関心が一極集中するなか、足もとはやや人気に落ち着きがみられるものの、常にテーマランキング上位に位置するなど依然として注目度は高い。7月にも取りまとめが予定される高市政権発足後初の「骨太の方針」においてレアアースに関する取り組みが盛り込まれる見通しであり、この先再び国策テーマとして本領を発揮する場面が訪れるだろう。
主な銘柄は、オーストラリア産のレアアース輸入を進める双日<2768>など大手商社、住友金属鉱山<5713>や三菱マテリアル<5711>といった非鉄メーカーに注目。南鳥島沖の採掘試験に携わる東洋エンジニアリング<6330>や三井海洋開発<6269>、古河機械金属<5715>、東亜建設工業<1885>、岡本硝子<7746>なども挙げられる。脱レアアース技術を開発する第一稀元素化学工業<4082>のほか、資源リサイクルのアサカ理研<5724>、エンビプロ・ホールディングス<5698>からも目が離せない。