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話題株ピックアップ【夕刊】(1):テスHD、エアウォータ、フジクラ

注目
2026年6月23日 15時42分

■テスホールディングス <5074>  1,206円  +152 円 (+14.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率2位

テスホールディングス<5074>は急騰。きょう午後2時ごろ、子会社のテス・エンジニアリングがJR東日本<9020>子会社のJR東日本エネルギー開発からFIP制度を活用した太陽光発電所に併設する蓄電池の設置工事を受注したと発表しており、材料視した買いが集まった。設置場所はにかほ市象潟太陽光発電所(秋田県にかほ市)で、蓄電池の容量は8146キロワット時。納入時期は来年3月を予定している。

■エア・ウォーター <4088>  2,660円  +165 円 (+6.6%)  本日終値  東証プライム 上昇率3位

エア・ウォーター<4088>は大幅高。アクティビストとして知られる香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが22日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、エアウォータ株を6.05%取得したことが判明した。保有目的は「中長期的な企業価値および株主価値の向上を図ること」とした上で「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」とした。報告義務発生日は6月15日。これを受け、思惑的な買いが入ったようだ。

■TENTIAL <325A>  4,200円  +220 円 (+5.5%)  本日終値

TENTIAL<325A>は後場急上昇。きょう、ポケモンの睡眠ゲームアプリ「ポケモンスリープ」とのコラボレーション製品として、「BAKUNE」シリーズからパジャマやアイマスクなどの9アイテムを7月から販売すると発表しており、好感した買いが集まった。

■フジクラ <5803>  6,487円  +326 円 (+5.3%)  本日終値  東証プライム 上昇率5位

フジクラ<5803>が大幅に3日続伸。18日に業績予想の増額修正を発表したことが好感され2日連続ストップ高を演じ、この日も一時前日比15%近い上昇となる場面があった。野村証券は22日、同社株の目標株価を5500円から7000円に引き上げた。レーティングは3段階で最上位の「バイ」を継続した。今回の業績見直しでは、光ファイバーの生産能力にあまり依存しない光コンポーネント製品でハイパースケーラーから受注があった点が要因のひとつとなった。この点を踏まえ同証券では27年3月期の連結営業利益予想を2700億円から3500億円(会社計画3100億円)に見直した。上方修正された会社計画も保守的と判断した。

■バイセル <7685>  3,630円  +165 円 (+4.8%)  本日終値

BuySell Technologies<7685>は続伸。SBI証券が22日付で投資判断「買い」を継続した上で、目標株価を2365円から5200円へ引き上げており、これが材料視された。証券会社では順調な事業状況などを踏まえて業績予想を上方修正し、会社予想を上回る見通しを示した。カタリストは高齢化進行に伴う不用品の処分需要拡大や海外販路の拡大、追加のM&A・業務提携とし、ダウンサイドリスクについては新規参入の増加などを挙げた。

■岩谷産業 <8088>  1,919.5円  +81 円 (+4.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率8位

岩谷産業<8088>が3営業日ぶりに反発。同社は22日、米国における家庭用ガス警報器事業の拡大及び安定供給体制の構築を目的に、新コスモス電機<6824>と米国に新会社を設立したことを明らかにしており、これが買い手掛かりとなったようだ。新会社の出資比率は、岩谷産が60%、新コスモスが40%。新会社はメキシコ及び米国での委託生産品の生産管理を担い、質・量の向上を図ることで需要に応えるとしている。

■ゲンキGDC <9828>  2,939円  +108 円 (+3.8%)  本日終値

Genki Global Dining<9828>が急反発。大和証券は22日、同社株の投資判断を5段階で2番目の新規「2(アウトパフォーム)」でカバレッジを開始した。目標株価は3500円とした。同社は、回転寿司事業を展開しており、国内では「魚べい」、海外では「元気寿司」を主力ブランドとしている。出店増による成長回帰で、株価の見直し余地を指摘している。具体的には(1)国内「魚べい」の出店増による業績寄与、(2)川上強化およびグローバル事業による業績安定性の向上――の2点を評価。27年3月期の連結営業利益は会社計画と同水準の前期比25.1%増の60億円、28年3月期は68億3000万円を見込んでいる。

■アンリツ <6754>  4,480円  +158 円 (+3.7%)  本日終値

アンリツ<6754>が全体軟調相場に逆行してマドを開けて買われる展開。AI・半導体関連銘柄の一部に利益確定売り圧力が顕在化するなか、相対的に出遅れ感のあった同社株に物色の矛先が向いた。市場では「きょうは光ファイバー関連で先駆した古河電気工業<5801>が海外筋とみられる売りで大きく値を崩したが、AIインフラに絡むオプトエレクトロニクス周辺で出遅れるアンリツに一部資金シフトの動きが出ているようだ」(中堅証券ストラテジスト)という。同社株は6月3日につけた最高値4855円からは10%強下押した水準にあったことで、値ごろ感が意識された。AIデータセンター建設ラッシュで超高速・大容量通信需要が飛躍的に伸びているが、つれてアンリツの光トランシーバー需要も急増しており、買いの拠りどころとなっている。業績も27年3月期は営業利益段階で前期比35%増の200億円を見込んでいるが保守的とみられ、大幅増額余地が指摘されている。また、直近では今月7日から12日まで米国マサチューセッツ州ボストンで開催されたIMS2026で次世代新製品(VNA)を発表、これはマイクロ波ネットワーク解析において付加価値を高めた製品で、航空宇宙や半導体分野でも活躍が見込まれるという。

■明治ホールディングス <2269>  3,704円  +126 円 (+3.5%)  本日終値

明治ホールディングス<2269>は3日ぶり反発。SMBC日興証券が22日付で投資評価を「2(中立)」から「1(アウトパフォーム)」へ、目標株価を4200円から4800円へ引き上げた。証券会社によると、カカオ安効果の本格化や医薬の安定性向上により、割安感が台頭と指摘。構造改革や資本効率改善とカタリストが豊富であり、その実行力が焦点になるとみている。これが買いの手掛かりとなった。

■レノバ <9519>  920円  +30 円 (+3.4%)  本日終値

レノバ<9519>は大幅続伸。22日の取引終了後、国内で運用する主要な再生可能エネルギー発電所における5月の売電量を発表した。大規模太陽光が計画比10.6%増の3599万1305キロワット時、バイオマスが同9.6%増の2億2172万408キロワット時、小規模・分散型太陽光が同14.5%増の1126万1328キロワット時と計画を大きく上回っており、材料視した買いが集まった。なお、大規模太陽光及びバイオマスは前年同月を下回っており、大規模太陽光は前年同月比1.6%減、バイオマスは同7.4%減の水準だった。小規模・分散型太陽光については前年同月比を記載していない。

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