話題株ピックアップ【夕刊】(2):三菱UFJ、セリア、ソニーFG
■トーセイ <8923> 1,792円 +56 円 (+3.2%) 本日終値
トーセイ<8923>が4日続伸。野村証券は6日、同社株の目標株価を2270円から2350円に引き上げた。レーティングは3段階で最上位の「バイ」を継続した。6日に発表された第2四半期(3~5月)の連結営業利益は前年同期比8%増の57億円と同証券予想を上回った。再生物件の売却ペースおよび利益率が予想を超えた。同証券では26年11月期の同利益予想を254億円から262億円(会社計画246億1100万円)に上方修正している。
■三菱UFJ <8306> 3,446円 +76 円 (+2.3%) 本日終値
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>のメガバンク3銘柄が上値追いを加速、足並みを揃えて新値圏を快走している。三菱UFJはきょうまでで5連騰、三井住友FGとみずほFGは6連騰と強調展開を際立たせている。なお、三井住友FGは連日の上場来高値、三菱UFJも約3週間ぶりに最高値を更新した。ここにきてAI・半導体関連株の一極集中相場から、バリュー株へ投資資金のセクターローテーションが観測されるが、その受け皿として機能しているのが銀行セクターだ。長期金利の上昇が再び顕著となっており、前日に新発10年債利回りが2.830%まで上昇、1996年10月以来約30年ぶりの高水準に浮上したことが話題となった。運用利ザヤ拡大期待を背景に、メガバンクは大口機関投資家の組み入れ対象として改めて視線を集めている。
■セリア <2782> 3,670円 +75 円 (+2.1%) 本日終値
セリア<2782>が続伸。6日の取引終了後に発表した6月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比9.2%増と16カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。客数が同5.7%増、客単価が同3.3%増といずれも伸長した。
■ソニーFG <8729> 150.5円 +1.5 円 (+1.0%) 本日終値
ソニーフィナンシャルグループ<8729>が7日続伸。6日の取引終了後、傘下のソニー銀行が7月に、米国に100%出資で新子会社を設立すると発表したことが好材料視された。ソニー銀行は、米国において米ドル建ステーブルコインの発行・管理などの事業化を目指しており、そのために信託子会社を設立する。既にソニー銀行は、米国通貨監督庁(OCC)に対して同信託子会社の設立に係る申請を行い、今回、OCCの審査プロセスの一環である条件付き承認を取得した。今後、子会社を設立のうえ、事業開始の準備を進めていくとしている。なお、同件が27年3月期業績に与える影響は軽微としている。
■オートバックスセブン <9832> 1,498円 +12 円 (+0.8%) 本日終値
オートバックスセブン<9832>が4日続伸。この日発表した6月度の月次売上概況(速報)で国内既存店売上高が前年同月比1.7%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年よりも土日祝日数が1日少なかったことや、気温の低下により日除けやエアコン関連工賃が低調だったものの、中古車小売りや業販などで車販売が好調だった。
■森永乳業 <2264> 1,308円 +9.5 円 (+0.7%) 本日終値
森永乳業<2264>は後場に強含んだ。きょう、機能性素材「LAC-Living+」(ラックリビングプラス)が米国でGRAS自己認証を取得したと発表した。同商品は日本国内で「はぴねす乳酸菌」として販売している。同認証の取得により、ラックリビングプラスを米国市場でサプリメントや機能性食品、飲料など幅広い用途で活用できるようになるとしており、材料視した買いが入った。
■ゴールドウイン <8111> 2,278.5円 +15 円 (+0.7%) 本日終値
ゴールドウイン<8111>は高い。SBI証券が6日付で投資判断「買い」、目標株価3300円で新規にカバレッジを開始した。これが買い材料視されたようだ。証券会社によると、新規ブランド確立による高収益構造の多層化に期待と指摘。カタリストは自社ブランドの成長やフットウェアなどスポーツギアによる顧客開拓、気候変動に対応した商品のヒットなどとし、ダウンサイドリスクは為替や関税の悪影響のほか、ブランドの海外展開における先行投資コストと採算化までにタイムラグが生じること、原材料・輸送コストの高騰とサプライチェーンリスクなどとした。
■NSグループ <471A> 1,542円 +7 円 (+0.5%) 本日終値
NSグループ<471A>が4日続伸。6日の取引終了後に、家賃債務保証事業を行うアルファー(鹿児島県鹿児島市)の全株式を17日付で取得し子会社化すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。今回の子会社化により、九州全エリアに営業拠点を構えることになり、九州地区における競争力の強化につながると判断した。取得価額は非開示。なお、同件による業績への影響は軽微としている。
■ユー・エス・エス <4732> 1,963円 +8.5 円 (+0.4%) 本日終値
ユー・エス・エス<4732>が4日続伸。6日の取引終了後に発表した27年3月期第1四半期(4~6月)の中古車オークション実績で、出品台数が前年同期比4.7%増、成約台数が同8.4%増といずれも伸長したことが好感された。なお、成約率は65.1%(前年同期62.9%)と改善した。
■愛三工業 <7283> 2,378円 +7 円 (+0.3%) 本日終値
愛三工業<7283>が5日続伸。株価は年初来高値を更新。東海東京インテリジェンス・ラボは6日、同社株の目標株価を2400円から2500円に引き上げた。レーティングは3段階で最上位の「アウトパフォーム」を継続した。同ラボでは、トヨタ車の生産が中東リスクを織り込んでも増産基調が継続しているとみている。バッテリー式電気自動車(BEV)ブームの一巡によってエンジン搭載車の需要は堅調。世界トップ級となった燃料ポンプ事業の拡大を評価している。同ラボでは27年3月期の連結営業利益は200億円(会社計画180億円)を予想している。
株探ニュース