話題株ピックアップ【夕刊】(3):カイゼン、ファンディノ、アサカ理研
■カイゼン <4170> 222円 +50 円 (+29.1%) ストップ高 本日終値
Kaizen Platform<4170>がストップ高。同社はUX/DX改善サービスを展開。26年12月期第2四半期累計(1~6月)決算は減収・営業赤字転落と業績は低迷しており、株価も直近まで100円台と低位で推移していた。貸借銘柄である同社株に対しては、特段の材料がないなかで前日に商いを伴って急騰、ストップ高に買われていた。日本証券金融は同日、新規の信用売りができなくなる「売り禁」と呼ばれる申込停止措置を25日より実施すると公表。更に、品貸料の最高料率を10倍とする臨時措置を25日より講じると発表している。既存の空売り勢のコスト負担増大が連想されるなど、株式の需給思惑が台頭し、短期志向の資金が一段と流入する形となった。
■FUNDINNO <462A> 339円 +58 円 (+20.6%) 一時ストップ高 本日終値
FUNDINNO<462A>が急騰。同社は24日の取引終了後、東京都のクラウドファンディング(購入寄付型・株式型)を活用した資金調達支援事業において、取扱ECF(株式投資型クラウドファンディング)事業者に採択されたと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。ベンチャー企業や中小企業などの資金調達を支援し、クラウドファンディングの普及を図ることを目的とする事業で、取扱ECF事業者の運営サイトで株式及び新株予約権の発行により資金調達を完了した事業者は、サービス活用時の利用手数料の一部が支援されるという。
■アサカ理研 <5724> 3,410円 +350 円 (+11.4%) 本日終値
アサカ理研<5724>が続急騰。きょうで4日続伸となり、この間に23%も水準を切り上げている。金市況の高騰で「都市鉱山」関連銘柄の一角として同社株に投資資金の流入が観測されている。廃棄される電子機器のデバイスに含有される貴金属を独自技術によって回収する事業を手掛けるが、同社にとって金価格の上昇はビジネスチャンス拡大につながる。また、レアメタル・レアアースのリサイクルに関する研究開発も積極推進しており、高市早苗政権が国策として進める国産レアアースの確保では関連有力株に挙げられる。株価面では急騰習性があり、2014年11月に8営業日連続のストップ高を交え、わずか13営業日で株価を約18倍化させた記録は特筆に値する。
■フライヤー <323A> 404円 +39 円 (+10.7%) 本日終値
フライヤー<323A>は3日ぶりに急反発。24日の取引終了後、子会社のZealoxが生成AIの実務活用スキルの習得を支援するビジネスパーソン向けオンライン講座「マスターAI」の提供を始めると発表しており、材料視した買いが集まった。通期業績に与える具体的な影響は現在精査中。同サービスでは生成AIツールの最新動向に継続して対応するためのライブ形式の講義と受講者の業務課題に応じた個別サポートを組み合わせて提供。職種や目的に応じた複数の学習コンテンツを利用できる。
■UNICON <407A> 958円 +51 円 (+5.6%) 本日終値
UNICONホールディングス<407A>は後場大幅高。大豊建設<1822>ときょう午前11時30分ごろ、資本・業務提携契約を締結したと発表した。UNICONはインフラメンテナンス分野の公共土木が主力。大規模インフラ新設技術を中核に土木・建築事業を多角的に展開する大豊建とバリューチェーン全体で相互補完関係を構築することで、国土強靱化をはじめとする社会ニーズへの対応強化や大型国策案件の共同受注などを目指していくとしており、材料視した買いが集まった。資本・業務提携に当たり、エンデバー・ユナイテッド2号投資事業有限責任組合が所有するUNICON株式のうち、168万2133株を大豊建が市場外の相対取引により取得する。大豊建によるUNICON株の議決権保有割合は17.0%となり、第2位の株主になる見通し。
■ナガオカ <6239> 1,452円 +66 円 (+4.8%) 本日終値
ナガオカ<6239>が続伸。同社は24日取引終了後、29年6月期の連結営業利益目標を25億円(26年6月期実績は4億9900万円)とする新中期経営計画を策定したと発表。これが評価材料となったようだ。29年6月期の連結売上高目標は150億円(同74億6800万円)に設定。中期経営戦略として「既存事業の改革」「M&Aを活用した事業構造の変革」「人的資本の強化」を掲げている。
■INGS <245A> 2,590円 +112 円 (+4.5%) 本日終値
INGS<245A>が続伸。24日の取引終了後に、従来無配を予定していた26年8月期の配当予想について初配当を実施すると発表した。同社はこれまで事業規模の拡大や事業展開のための人材の採用・育成、財務体質の強化を優先し内部留保の充実を図ってきたが、近年の事業の進展や財務状況などを総合的に勘案した結果、今後も成長投資を継続しながら株主還元を実施することが可能な段階に至ったと判断した。配当額は現時点で未定としており、10月15日に予定している決算発表時に明らかにする。
■アスタリスク <6522> 2,048円 +68 円 (+3.4%) 本日終値
アスタリスク<6522>が4日ぶりに大幅反発。同社は24日の取引終了後、RFID技術の活用により、商品の認識から決済までをショッピングカート上で完結できる「RFIDスマートカート」の開発を本格的に実施したと発表。これを手掛かり視した買いが入った。レジを前に並ばずに済み、商品をカゴのなかに入れるだけで買い物が完了するという。国内市場に加えて海外市場への展開も視野に入れているとしている。
●ストップ高銘柄
ギミック <475A> 697円 +100 円 (+16.8%) ストップ高 本日終値
など、2銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース